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「さつきあい」は整数ではない

へー「さつきあい」さん知らなかったです。

私はあまりこういうの興味ないですね。そもそもビッグデータ+AIで造り上げた方のようですが、人の好みは違いますからね。綺麗が好きもいれば、可愛いが好きな人も、色の白い人が好きな人もいれば、小麦色が好きな人も。100人の男(あるいは女)が1人の人を好きになることなんてないでしょう。恐らく今の自民党支持者のように3割程度が支持したら、それがすべて!みたいな程度じゃないでしょうか。

でも考えてみると、これは数学的に考察された結果ですよね。好みの条件で平均をとって平均値が一番ピークにくる条件を選んだ結果が「さつきあい」さん。しかし平均とか偏差値とはよく言われるように、値としては出るけれど、ドンピシャリがない場合があります。
例えば5人の点数が10点満点で、8点、6点、3点、1点、0点だとしたら、合計で18点。平均値は÷5で3.6点。3.6点の人なんかいないじゃないし、そもそも点数が0から10までの整数だとしたら、3.6点なんて点数はありません。

「さつきあい」さんもまた平均値だとしたら、日本中に「さつきあい」さんに値が近い人はいても、ドンピシャリは存在しないでしょうし、整数でない人間かいないはず。
もちろん「好み」にしても平均値の「さつきあい」さんからどれくらい近いか、遠いかでしかありません。それは自分の好みなのか、そうでないかの距離でもあります。

さらに言えば、標準偏差が近かったとしてもそれがあなたと「さつきあい」さんが上手くいく距離かというと、そういうわけでもありませんし、町で「さつきあい」さんに似た女性を見かけても、それが自分にピッタリというわけでもありますまい。

でもこれは整数なのでしょうか。


タイトル写真は先日お亡くなりの澄川喜一氏の作品「しかくいかお」。これこそがあるようで無い、無いようである顔ではないでしょうか。

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