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凶日にかぎって(今日にかぎって)

勝負事でやってはいけないのはタイミングを間違うこと。最善と思った策や手であっても「ここでするか!」という最も悪いタイミングでやると、反動も増幅し、真っ逆さまひっくりかえります。

名人上手という人は定石をよく知っているだけでなく、そのタイミングに敏感な人だと思います。やっていけない時にはやらない、我慢する、「時を待つ」という辛抱が出来る人なのでしょう。
囲碁将棋だけでなくスポーツでも、辛抱できないことから大きな破綻が生まれるのはよく見られます。バタバタするなというやつですね。

さて私は占いとかはあまり信じないし、おみくじも引いたことはもう何十年も無いのですが、それでも日にちについては頭にあります。
会社で設備を入れる時や、大きな契約に判子を押す時で日程の調整が出来る時は必ず大安を選びます。大安とか仏滅などの六曜にとらわれているわけではないのですが、それでも少しでも良い選択をしたいという思いからの選択です。

年に数回行く神社では「禁日」と「忌日」というのを教えてくれます。
以前もアップしましたが「禁日」は契約ごとや決め事は避けなければというとてもやばい日。
「厄日」は厄難にあうから諸事、慎み深くふるまわなければならないという日。禁日よりは軽いので、普通に過ごす分には良いのですが、自ら積極的にとかは避けた方が良い日だそうです。
私はこの二つには印をつけて、重要なことやアポイントは入れないようにしています。まあ迷信にとらわれているといえばそうかもしれませんが、自分が気が付かないタイミングを教えていただいていると思えばね。

さて3月19日は「不成就日 不熟日 地火日 大禍日 小犯土」という良くない日が重なる一日でした。字を見てもまあ、やばい字ばかりで、動いてはいけないと思いますね。ところで、この日のニュースは

あ~、やっちゃった。というのが私の印象。そりゃ悪手ではないと思いますが、いかんせんタイミングが悪い。やった結果が悪い方に増幅するタイミングにぶち当たったなと思います。それぞれの日の意味をググってみると

不成就日(ふじょうじゅび)

その名のとおり万事不成就の日で、事を起こすには良くない日とされている。不成就日は、何事もうまくいかない、何をしても悪い結果を招く、願い事が叶わない凶日。

不熟日(ふじゅくにち)
東日本で、この日に種蒔き・植え付けをすると実りが悪いとされる日。

地火日(じかにち)
大地に火気が激しく、種まきや家作工事などに悪いとされる日

大禍日(たいかにち)
この日は万事に大悪日とされるが、特に建築・旅立ち・仏事に凶。

小犯土(こづち)
穴掘り・井戸掘り・種まき・建墓・土木工事・伐採など土をいじることは凶。

ということで悪い日ですね。
日銀も経済安定の足場、土台と考えていたのでしょうから、土に関する凶日がバッチリ該当するように思います。
ということで、よりによってこんな日に…頭は良いのだろうけれど、勘が悪いんだろうね、つまり運が悪い人なのだと思います。まあその巻き添えを国民がくらうのですが。
何といってもつま先立ちで伸び切った時が一番不安定な弱い形でしょうから、どうやら…

岸田くんも「経済、経済、経済」と所信表明でお題目の様に唱えるが、「新しい資本主義」が空っぽだったこと思えば、凶日の底が抜けた後も無策なんだろうなぁ。

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