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Affinity Designer 1.10アップデート!

約2年前、弊社のデザインワークの中核をなすソフトウェアをAdobe CCからAffinityシリーズへと移行しました。
そもそも僕は30年長のMacでのデザインの歴史に置いて、メインのソフトはずっとFreeHandでして。当時、海外ではIllustratorよりもFreeHand派が多く、当初から先進的でイラレは常に半歩遅れた存在でした。
しかし、FreeHandがAldusからマクロメディアに移り、その後Adobeに吸収されるとFreeHandはイラレに吸収される形で消滅。FreeHandの使い勝手はFireworksへと引き継がれるが、案の定AdobeはFireworksも消し去りました。
「Adobe Illustratorでいいじゃないか」と思われますが、昔から好きになれない仕様や考え方が好きじゃない、メインの道具にはしたくないと思い、Sketchやfigmaなどと試していましたが、結果、Fireworksにも通ずるシンプルなAffinityシリーズに落ち着きました。

そのAffinityシリーズが、更に軽快にな1.10へアップデート。
・Mac版で最大10倍の高速化とM1チップへの最適化
・大きなドキュメントの読み込み速度が爆速に
・レイヤー機能の強化
などなど更に強力になっています。

ちなみに弊社でのUIデザインにてAffinity Designerでの作業で困った事はありません。UIエレメントやアイコンなど今まで作ってきたライブラリなども全てAffinityに移行させました。

また、AffinityシリーズはDesigner,Photo,Publisherのそれぞれが各7,000円と安く、Adobe CCのようなサブスクリプションでは無いので格段に低コスト。
実は弊社では社外連携などでは外せないなどの理由でAdobe CCのサブスクリプションは1アカウントのみ継続しております。また、動画作成や新しいコンテンツの開発等にはAdobe製品の幅の広さは魅力があり捨てがたい。
ただ、有る程度実績の有るUIデザイン等のクライアントワークにはAffinityの方が軽く効率が良く作業が出来る。
ソフトウェアの使い方のスキルを上げたり研究するのも楽しいが、デザインそのものに時間を割く方が本懐であり楽しいものです。

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