見出し画像

国際女性デー

デンマークにいた時に仲良くなったデンマーク人の女性に「重い荷物持とうか?」と提案した時に「なぜ?」と言われたことがあります。

「なぜ?」と言われて「重い辛いかなと思って」「日本だと結構男が重いもの持つことが多い」と話したら、理解はしてくれましたが、女性だから○○という偏見が自分の知らないうちにあったんだなと気付くこととなりました。

デンマークで仲良くなったデンマーク人女性は、「男女平等」を地でいっている人が多かったです。

そんなことを思い出したのもgoogleさんの検索画面で国際女性デーだと教えてもらったからです。

サイトを見てみました。

サイトにこんなことが書いてありました。

○女性の化粧はマナー
○子育て中の女性に仕事は任せられない
○女性はリーダーに向いていない
○女性には補助的な仕事
○女性は理系が苦手
○育児家事は女性の役割
○女性に学歴は必要ない
○女らしさ、男らしさ

それぞれの項目について文章が書いてありました。

全体的に、女性の活躍を妬んだり、社会進出をよく思わなかった男たちが勝手に決めつけてしまったように感じます。

今日は「女性の化粧はマナー」ということについて思ったことを書きたいと思います。

サイトにはこんな文言が。

女性の化粧はマナー(という考えに対して)
自分の気分を上げるため。見せたい自分を演出するため。好きな自分で今日1日を過ごすため。メイクや身だしなみは、性別を問わずそれぞれの楽しみ方、向き合い方があっていいはず。

それぞれが楽しめればいいことなのに「社会の不文律」、「当然のマナー」のように扱っているのは何か違和感を感じます。

化粧をしない自分が何を言えるのかという感じですが、つらつら書いていきます。

メイクをしている人は自分のためにしていると個人的には認識しているのですがどうなのでしょうか。(気分が上がるとか、覚悟が出るとか、戦闘モードに入れるとか)
自分はメイクをしないので全くわかりません。少なくともおじさんたちの顔色を伺うためにしているわけではないと思うのですが・・・。

メイクをするもしないもメイクをする人の自由だと考えているので、メイクをするのがマナーとか言って縛るのはどうも違和感を感じてしまいます。(男の人がメイクしてもいいと思いますし)

また、化粧については中学校や高校では「してはいけない」と校則で禁止している学校が多いです。就活の時にはメイク講座が女子学生にはありました。ここで疑問に思うのは、大人になったら「マナーだから」というのであればなぜ学校で禁止しているのか。TPOに合わせたメイクが必要だとしたら、TPOに合わせたメイクってそんなに簡単に身につけられる技術なのでしょうか?自分はそうは思えないのですが・・・。メイクをする人はとても器用なことをしているなと感じています。一朝一夕で身につく技術じゃないとも思うのですが、学校で禁止しているのは肌への影響とかなんですかね?不純異性交遊を未然に防ぐため?ただ単に先生の腕がないから縛ってるだけに見えてしょうがないです。

話が逸れてしまいました。

以前、友達になぜネイルをするのか質問したことがあります。その人の答えは、「化粧は鏡を見ないといけないけどネイルは自分ですぐに見れて気分が上がるから」

でした。

なるほど、すごく理にかなっているとも思いました。
自分の気分を上げるためにネイルをする。そういう人がいることに納得できました。別に男の人がネイルをしたっていいと思います。本人が気分が上がるならもうそれはどんどんやるべきだと思いますし(衛生上配慮が必要なところではやるべきではないと思います。)、それを他人がとやかくいう必要はないと思います。だって法を犯しているわけでもないし、他者に迷惑をかけているわけでもない訳で。

日本の女性は、「○○であるべき」、「○○してはいけない」などをはじめとした偏見にかなり縛られているのかなと改めて感じました。

そんな偏見、みんなで壊していきたいですね。

こういう自分もまだ偏見を持っているかも知れないので気をつけながら、生活をしていきたいと思います。(女の人、男の人という言い方ももう古いのかも知れません)


読んでいただき、ありがとうございました。

サポートしていただけたら、実験用具を買うか、実験用の薬品を買うかまだ決めていませんが、生徒さんたちと授業のために使いたいと考えています。