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もう1人のお母さん

社会人になって一人暮らしを始めてから、料理、洗濯、掃除など家のことを自分でやらなければならなくなった時、今までこれらのことを家族全員分、母親は1人でやってくれていたのか・・・と感じたことがあります。

一人暮らしが長くなった今でも、母親の技術には敵いません。自分にとって有難い存在です。

ところで「東京かあさん」というサービスをご存知でしょうか?

世のお母さんたちが家事や子育てに向き合う中で培ってきたスキルはかなり貴重でありがたいものだと捉えて、「ベテランお母さん」と「サポートがあればもっと幸せに生活ができるご家庭」のマッチングを行っているサービスだそうです。

東京かあさんは、家事代行だけにとどまらない!
ご近所にもうひとりのお母さんを持てるサービスです。 家事や子守、人生相談…基本的には何を頼んでもOK!※
お母さんができる限りあなたの希望に応えます。
お母さんの優しさで、暮らしが豊かに、体も休まり心までほっこり♪ サポートをしてもらうお礼に、頑張るお母さんを応援し、仕送りを送ってくださいね。 お母さんも娘・息子もHAPPYで、笑顔が連鎖する。
そんな体験をしてみませんか?

※(肉体的、精神的な負荷が大きいものは依頼NGとのこと)
実際に下記のようなお願いができるようです。

○シャツのとれたボタンを修繕して欲しい
○旅行の間、観葉植物に水をあげておいてほしい
○壊れた靴やアクセサリーを修理に出しておいてほしい
○犬の散歩をお願いしたい
○クリーニングに出したり、引き取りに行ってほしい
○料理を教えてほしい

一人暮らしをしている人も助かりそうな項目がありますね。

地方から東京に出てきた人がメインのターゲットのようです。
地元からお母さんが上京することがなかなか難しい状況の中でこういうサービスは多くの人のサポートになるのではないでしょうか。

子育ての面においても、何らかの事情で実家の両親のサポートが受けられない場合、第二の「お母さん」は本当に頼りになる存在だと思います。子どもがいる友人からワンオペ育児の辛さや大変さを聴いた時に、切実に子育てで「頼れる人がいない」と言っていたのを思い出しました。(この友人にはこのサービスを紹介して今現在利用中とのことです。)

初めてこのサービスを知った時は正直驚きました。
でも「このサービスを利用して助かっている」という方の声を聴いて「確かに」と納得することができました。

考え方一つでこんなことができるなんて面白いところに目をつけるなと感じたことをよく覚えています。アイデア一つで困っている人を助ける社会貢献をしつつ、ビジネスに変えていくというのは目の付け所がすごいなと思います。

ベテランのお母さんがもつスキルは社会貢献・他者貢献できる素晴らしいものの一つなのだろうなと想像しています。手に職に近い感覚を覚えます。

今回の東京かあさんの他にもお母さん型の代行サービスはいくつかあるようです。世の中、おかあさんの優しさや熟練のサポートを求めている人が多いのかもしれません。

何かのヒントになりそうです。


お読み頂き、ありがとうございました。

サポートしていただけたら、実験用具を買うか、実験用の薬品を買うかまだ決めていませんが、生徒さんたちと授業のために使いたいと考えています。