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【どのくらい??保有銘柄の数!】

こんにちは、すずキングです。

株式投資をするにあたり、そもそも投資できる金額には皆さん限度がありますよね。(ない方がいたら、それは私なんかが偉そうに、恐縮でございます)

そうなってくると、個別株投資の場合、

・いくつくらいの銘柄を

・どのくらい

保有するのがいいの?という課題にぶち当たります。(インデックス投資の場合は別かな、と思いますが)

後者は資金力にもよるので、人それぞれになる部分も多いのですが、前者が悩みどころですよね。正直、いい銘柄は非常に多いので、あれもこれも欲しくなってしまう気持ちは、、、かなりあります。笑

では、どのくらいの銘柄で運用するのがいいのか、メリット・デメリットと、インカムゲイン・キャピタルゲインの観点から考えてみましょう!

【保有銘柄を極力抑える場合(5名柄以内くらい)】

⭕️メリット

1️⃣ひとつひとつの銘柄に投入できる資金が大きくなる(キャピタルの場合)

つまり、小さな値動きでも、投入資金によってはリターンが大きくなる点が最大の利点かな、と思います。特に、低位株を狙う際は、大きな資金を投入することで、一気に資産を増やすチャンスになり得ることが多いです。

低位株にたくさんの資金を投入すれば、保有株数がかなりの数にすることができますよね。一部例外の銘柄もありますが、2020年6月29日、小僧すしが、株価 45%増 となっています。夢がありますね。

もちろんインカムゲインを狙う場合でも、保有株数が多ければ配当金も増えますので、大きなメリットとなります。

2️⃣保有銘柄が少ない分、とりあえず保有銘柄最優先の情報量で良い(主にキャピタルの場合)

保有銘柄が少ない=保有株数は多い

という図式が成り立つとすれば、下がる時にも迅速な判断が必要です。上がる時に大きいということは、下がる時にも、大きな金額が動くからです。

ただ、保有銘柄が多ければ、関連ニュースなど、かなりの情報量が必要となります。(いろいろな業界の銘柄保有となれば尚更です)

インカムを目当てとする投資であれば、よっぽど暴落の危険性がない限り、配当金の権利確定までは保有していていいのですが、キャピタル狙いであれば、いかに利食いをするか、に付きます。(損切りをるにしても、早いに越したことはないと考えています。)元の水準に戻るまで保有し続ける、という手法もありますが、下がっているという事は、他の銘柄にチャンスが生まれている場合も大いにあるので、資金効率を考えると、なるべく動かした方が利益が出る相場もあります。よって優先度は、

利食い→被害最小限で損切りして再投資→ずっと保有

になるという考えです。(被害最小限 というところが判断ポイントです)最小限って、いくらまでだよ???と、言われてしまうと難しいですが、他の銘柄に再投資してもっと利益を出せそうなくらい、といっておきます。笑

少し話がそれましたが、保有銘柄が少ないという事は、気に掛ける情報・銘柄が少なくて済むので、それぞれに対する判断スピードが違います。やはり、保有銘柄が多いと、瞬発力が違うので、もったいないとりこぼしや、損切りが出てきてしまう場合がありますね。

❌デメリット

1️⃣大きな動きのある株を見落としがち(主にキャピタル)

私が本日やらかした事ですね。(関係ないか)

保有していなくても、他の銘柄もみんな気にしてはいるはずなんです、ただ、気にしているだけなんですね。そういう思考になりがちであったり、そもそも保有銘柄以外のことは考えなくなってしまう、

そういった思考になること

メリットの2️⃣と、若干矛盾しますが、これが最大のデメリットだと考えています。メリットの2️⃣と、このデメリットを両立させる思考を持つことで、より素晴らしい投資ができるのですが、強い意志をもたないと難しいです。私もいまだに後悔することが多々あります。

2️⃣メリット1️⃣の逆も然り、減る時は一気に減る

これは似たようなことを前述していますが、保有株数が多いので、株価が下がれば、資産も一気に下がります。なので、銘柄選びや・情報の収集・迅速な判断がより大切になりますね。

保有銘柄を少なくし、投資を行うのは、どちらかというと

攻める投資

というイメージが、わかりやすいかなと思います。それに伴って、銘柄を絞る場合は、キャピタルゲインを狙う投資がメインとなりますね。

では、次は保有銘柄を多くする場合です。大体は、前述と逆と思っていただけばいいのですが、特筆すべき点をまとめていきたいと思います。

【保有銘柄を多くする場合】

⭕️メリット

1️⃣優待・配当を多く受けることができる(主にインカム)

多くする場合の最大のメリットは、このポイントだと思います。多くの銘柄は、最低単元数以上の保有で、株主優待を受けることができます。優待利回り・配当利回りを狙った投資の場合は、大きなメリットとなります。

それに加え、うまく配当受け取り月などを考慮し、ポートフォリオを組んでおけば、不労収入のような形となりますので、安定して資産を増やしていき、配当は再投資することによって複利を得ることができますよね。

日々の値動きもそこまで気にしなくてもいいので、なかなか投資に時間をさけない方などは、広く浅く保有するのも有効な手段です。

2️⃣万が一の際に、分散しているので、リスクを減らすことができる

リーマンショックや、コロナショックなど、経済危機は10年に一度くらいはやってきます。ただ、そんな中でも持ち堪える企業があるのも事実です。分散しておけば、万が一の際に、資産を減らすことを最小限にし、復活する時も元の水準まで戻る会社が保有銘柄が少ない場合よりは必然的に多くなるので、リスクを減らしつつ、保有し続けること、ができるのかなと思います。

❌デメリット

1️⃣保有している業界によっては、一気に業界そのものが逝く場合がある(キャピタル・インカム)

今回のコロナでいうと、顕著なのは航空や旅行業界などでしょうか。保有銘柄が多くても、業界や関係産業がまとまっていると、一気にその業界が落ち込むことがあり得ます。そういった際は、資産も一気に減りますし、回復にも時間を要することが予想できるため、配当金減配などのリスクも考えられます。銘柄を分散するだけでなく、業界を分けたり、関係産業は一緒に下がる傾向も見受けられますので、そういった点も考慮して保有する必要があるのかな、と思います。

2️⃣配当金・優待の権利日など、気にしなければならないことが多い(インカム)

これは、個人的にマメな性格ではないために感じるのかもしれませんが、まあまあのデメリットに感じます。

特に、権利確定日と権利落ち日を毎月把握して、都度どうするか判断しなければならない(保有し続けるのか、手放すのか)ので、

決断が多くなる

という点が、デメリットであると感じています。


簡単にですが、メリット・デメリットをまとめてみました。私の考えでは

銘柄を絞る=キャピタルゲイン狙い

銘柄を多く保有する=インカムゲイン狙い

が、それぞれあっている手法になっているのかと思います。(もちろん、私が下手くそなだけで、銘柄増やしてキャピタル狙えたりするのが一番いいのかもしれませんが、、、、)

プロやベテランの方はさておき、これから投資を始めたり、まだどのような手法が自分にあっているのかわからない方などの参考になれば幸いです。

それでは、ビールでも飲もうと思います。笑

文章ばかりとなってしまった記事ですが、ここまで読んでいただきありがとうございます。



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