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#32 読書日記04 我慢して生きるほど人生は長くない

『我慢して生きるほど人生は長くない』 鈴木 祐介

読後、著書にはまったく関係ない人物のことに思いを巡らせた。

かつて「時間は有限ですから」と述懐していた大谷翔平選手(我らが北海道日本ハムファイターズ出身、現MLBロサンゼルス・エンゼルス所属)は、1日を細かくスケジューリングしているという。

練習メニュー(筋トレ、ピッチング、バッティング、フィールディング)とそれに費やす時間、画像分析、食事、ミィーティング、インタビュー、友人知人との団らん‥‥

人との向き合い方が驚くほど丁寧で誠実だ。
一体、何刀流なんだろう。

自ら、投手と打者の「二刀流」という言葉はほとんど言わない。

ただ、投げて打って走る「野球」を楽しんでいると。

人生もまた同じなのだろう。

自分の心と身体、生活、人生は、自分でコントロールすべき領域。

責任やコントロール権を他人に委ねてはいけない。

それでも、他人の力を借りることだってある。

そのことに感謝する心根が大切なのだろう。

一流の人の生き方が、並に生きる一般人にとって再現性があるのかと言えば、なかなかアレなわけで‥‥

凡人は小さなこと、できることを地道にやるしかないのだと思う。

いや、天才と呼ばれる人こそ、それを確実に実行しているのだろう。
隙だらけの人生ではあるが、なおもっと学び続けよう。