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【テレビを見なくなって3ヶ月で起こった日々の変化】良いことも悪いことも

今から約3年前の年末年始、我が家はちょっと大変なことになっていました。
実家帰省中、私の体調が最悪の状態だったのです。
あわや入院か!?手術か!?というギリギリのところでなんとか通院で落ち着いたのですが、その間ずーーーーーーーーーっとテレビ付けっぱなし生活丸三日。
実家ってなんであんなにずっとテレビが付いているのでしょうか...。
スー(@bacteria_suzu)です。
本記事にお越しくださりありがとうございます。
私はほぼ布団の中だった為あまり見ていないかというと、そういうわけでもなく、
何もできない、どこにも行けないという退屈とストレスで、体を横たえつつテレビをぼーーーっと見ていました。
そんな状況から抜け出そうともがき始めた3年前からの我が家の軌跡をまとめてみます。
この時点ではまだまだ保険かけていますが、今現在すっかりテレビと訣別できました。私だけは。
当時の私の健康状態が気になった方はこちら↓↓↓から覗いてみてくださいね。

テレビが悪なのではなく意志が弱い自分が悪い

テレビをつけるとつい引き込まれてしまうのは、テレビ側のいろんな策略があるから、なんてことを思っていた時期もありました。
周波数?サブリミナル効果?3S政策?
まぁ、なきにしもあらずでしょうけれど、テレビから強制的に見せつけてくるということはないですからね。
私たちが自分でスイッチを入れて、選んで観ているんですよね。
40年以上生きてきて、テレビと縁を切ったのは今回が初めてです。
関西生まれの関西育ち、生粋の吉本っ子。お笑いのない人生なんて考えられないほどのお笑い好き。
さらに、芸能人にも興味があるし、グルメや旅物やスポーツや映画、ドラマに歌番組、なんでも観てましたし好きでした。
だけど、好き過ぎて観過ぎていて完全に中毒でした。
テレビって、

自分が何もしなくても何も考えなくても、ただそこにいてプチっとスイッチを入れるだけで、現実逃避できる最高のツール

ですよね。
生まれた時からテレビがあって親もテレビ中毒な家庭に育ったら、なりますよねテレビっ子。
幼少の頃からこんな生活をしていたら、
自分で考えて、
決断して、
行動する。

そんな大人になるのは難しい気がしていました。
もちろんそれだけのせいにできません。
でもそこにテレビがあったら、とりあえず気軽に誰にもバレずに超簡単に現実逃避ができるんです。

もしや我が子もテレビ中毒?

結婚して子供が産まれその子供が3人に増えました。
家事に集中したいから子供を惹きつけるためについテレビをつける私。
子供は集中して観ますよね。大好きになりますよね。
それが悪では決してないんです。でも、
折り紙やお絵かきをしていた手が止まり、
目がテレビ画面に釘付けになり、
口が半開き、
声をかけてもすぐには返事をしない...。
このまま「自分で考えて、決断して、行動することができない大人」になるんじゃないかという不安がよぎります。

じゃあ、テレビ観るの辞めてみたら?

これまでの人生で何度そう思ってきたか...。
でも結局私の意思の弱さと「そこにテレビがあるから」という中毒症状の典型的な思考パターンにより即挫折。
ところが、この時は3ヶ月、本当に全く観ずに続いていたんです。
それまでと何が違ったのか?
きっかけはまず、テレビが壊れて必然のテレビなし生活となったのです。
やっぱりこれですよ。
正確にはテレビの録画機能が壊れただけで、観ようと思えば観られました。
でも私や旦那は、この時からなるべくダラダラ見をしないようにしていて、どうしても観たい番組は録画して子供達が寝た後などに観るように心がけていました。
その録画機能が効かなくなったとなれば、ちょうどいいきっかけになりますよね。
買い替えの話も出ましたが、実はこの2年ほど前に壊れたテレビを買い替えていたんです。
その時もテレビやめる論争がありましたが、逆に全く観られなくなると思うと踏み切れなかったんですね。
なので、私くらい生粋のテレビっ子には、完全に観られなくなるわけじゃないというささやかな逃げ道があったことが心の安定をもたらしていたと思います。

リビングにテレビを置かない

テレビ好きだけどテレビを辞めたい人、にはわかって頂けると思いますが、いろいろとテレビから離れる工夫はやっておりました。
先程のダラダラ観をやめるにしてもそうですね。
あとは、リビングにテレビを置かないです。
これも子供が生まれてからずっと実践していました。
冬には効果ありですね。
暖房費もバカにならない新潟という土地柄、なるべくひとつの部屋で家族全員が温まるようにしたいんです。
リビングはあっためますけど、テレビを観るためにわざわざ別の部屋を温めるのは気が引けます。
それでも例年はリビングの続き扉を開けてテレビの部屋をあっためることもありました。
言わずもがな、春や秋はフルオープン...。
冬にテレビが壊れたというのもまた我が家にとってはいいタイミングでした。

ブログを始めてテレビよりパソコンに向かうようになった

この先、子育てが落ち着いたら共働きも考えて、旦那に家事や育児を分担してもらうことになるかもしれませんよね。
うちの旦那氏はよく動いてくれる方なので任せられるし大丈夫...と思っていました。
でもでも、やっぱり嫌かもー!
私がやりたいです。
おうち大好きです。
家事も育児も菌育ても好き。
外に出て働くより家にいてできることに集中したいです。
そこで調べてみると、ブログ運営で収入を得られるかもしれないということがわかり、やってみることにしました。
そうすると、もうテレビなんて観ている暇がない!時間が足りない!という状況に陥りまして、今に至ります。
今までボーッとテレビを観ていた時間...。
網目の荒いザルで一生懸命砂金探しをしていたようなもんです。
時間って、使い方でただの砂にも金にもなり得ますね。

そんなこんなで、テレビなし生活続いています

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さすがにに全く何もメディアを観ないというのはこの時の私にも、子供にも旦那にも無理だったので、小さなDVDプレーヤーで好きなDVDを観たり、ネットニュースをたまーに観たり、通信制限がなくなってからはネット動画も観ていました。

テレビなし生活で起こった良い変化
・静かになった
・みんながたくさん本を読むようになった
・電気代の節約ができる(年間約2,000〜3,000円)
・自分から情報を得るように癖づいた

静か過ぎて子供が不安な顔をすることもあるくらい、静かです。
たまに音楽を流しますが、別になくてもいいかな。
ラジオすらちょっと耳障りになってきましたね。
もともと本好きの子供たち、その本を読む時間がかなり増えました。
小さいうちに本と戯れることはとても大事なことだと思うんです。
本を読むことが日常で、生活の一部になる、そんな素敵な習慣をつけられることができますよ。

テレビなし生活でちょっと困った変化
・流行がわからない
・世間で起こっている事件やニュースがわからない
・周りの人が言っていることの意味がわからない時がある

これは、人付き合いの場面、友達や家族との会話が盛り上がっている場面で困るなと思いました。
関西人て「話の腰を折る」ということをとにかく嫌います。私もそうです。
なので、会話中に出てきた人や出来事がさっぱりわからない時、愛想笑いでやり過ごすか思い切って聞くべきか迷ってしまい、その時点でもうその会話を楽しめなくなるんです。
実際思い切って聞いてみたけど、その説明を聞いてもさっぱりわからず、それ以上踏み込む意味はないと判断して結局愛想笑いをするしかなかったという事もしばしば。
たった3ヶ月でここまでとは!
テレビやネットの情報ってすごいスピードで流れまくっていますね。

まとめ:テレビを消して自分で考えて行動できる人になろう!

テレビって、観ている時はどんどん新しい番組や新しい情報が気になって、次へ次へとうまく促されて観てしまいますよね。
それも楽しいし、実際に役に立つ事もなくはないので完全否定はできません。
ただ、自分がそうだったから思うんですが、その渦にはまってしまうと本当に自分のアタマで考えることができなくなるんです。
流れてくる情報を受け入れて、それが有益に利用できたら自分のものになったように錯覚しますが、根本的に違うと思います。
もちろん本やネットで得る情報も同じことだと思います。
流出しているものを目にしている時点でフレッシュではないものだと理解し、それを踏まえて自分のアタマで考えて行動できるようになれれば、自ずと自分発信の情報が生まれてくるのかもしれません。

この軌跡のあと、さらに我が家をAmazonプライムという怪獣が襲うのですが、

それをも乗り越えて、今ようやく私は中毒解除したと胸を張っていえる気がします。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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