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トレンドを意識して服を着るのか自分の好きなように服を着るのか

ファッションに関する私の持論は、
「おしゃれな人はトレンドを気にしなくていい」
というものです。
誰も文句を言えないような確固たる独自のセンスを磨き上げた人は、もうなーんにも気にせず着たい服を着ればいいのです。
だって、センスって無敵ではないですか?スー(@bacteria_suzu)です。
本記事にお越しくださりありがとうございます。
何を着てもサマになる。
どんな色も着こなす。
ジャージでさえカッコいい。

そんな人は、もはやファッションに限らず生き様ですよね、それが出ちゃってるんでしょう。
服に着られているのではなく、服を利用して自分を生かす、そんなところでしょうか。
そんな意識すらしていないのでしょうけれどね、本物のセンスの持ち主は。
そんな風にトレンドに流されず堂々と好きな服を着ていたいものです。
いや、実際そうしてますが、浮くよねー。
毎朝きちんとお化粧してこぎれいにしてらっしゃるママたちに囲まれていると、浮いてるよね。
浮いてる自分を意識した時点で負けよねー。
ならば、トレンドにきちんと乗っかってみようではありませんか!(できるかな...)

トレンドって何?

トレンディ、なつかしい響きですね。
その時代の潮流というか、今これが来てますよ〜という感じの意味だと解釈していますが、大丈夫でしょうか。
ファッション界でいえば、業界側発信のトレンドと消費者側発信のトレンドの2パターンあると思うのです。

「今年はこれを流行らせますよ〜」

洋服を見ればその人がわかる?
うーん、そこまでは言い切れませんが、多少はあると思います。
だいたい、お店で服を買うという場合は、その時期にアパレル側が流行らせたいものの中から服を選ぶということだと思うのです。
業界は大きなうねりとなってみんな同じ方向に向かっていきます。
海外などのブランドのコレクションが発端となり、2シーズンも3シーズンも先の流行を世間に披露し、それが徐々に日常に溶け込むかたちで私たちのもとへと降りてきます。
テレビ、雑誌、インターネット、クチコミ、あらゆる媒体を通じて脳内にインプットされた「トレンド」
それが店頭に並び出すと、いかにも「今、これが旬」という感じがしてワクワクしますが、実際にはそれらはもう何か月の前から業界が戦略を練って紡ぎ出したものなのです。
流行色なんかも、ほとんどがアパレル発信のアパレル都合ですよね。
私はこの事実を大学の授業で聞くまで全く知りませんでした。
流行ってユーザー側が作っている、それに人気が集まったから流行っているとばかり思っていました。
最新のファッションを着て最先端をいっているつもりが、実はただの後追いだったのか...。
全てはファッション業界の手のひらの上でコロコロだったのか...。

ストリートで生まれるトレンド

アパレル業界が提唱し、それを多くの人が取り入れ始めていよいよ本格的にそのアイテムなりカラーなりがその時季の「トレンド」となるわけですね。
しかし、もうひとつ、業界発信ではない消費者発信のトレンドというものもあります。
それが「ストリートファッション」ですね。
音楽やアート、サブカルチャーなどとの関連から生まれることが多いかもしれませんが、これぞ生きたファッショントレンドですよね。
若者という限定があるような気もしますが、何気ない生活、街、人との関わりの中から自然発生的に流行り出す、業界やデザイナーとのしがらみなどがないピュアなファッションです。
1990年代以降は、その草の根的な動きの方が逆にファッション業界に影響を与えるという流れもあり、デザイナーがコレクションのテーマに取り上げるということも珍しくなくなってきました。
ただ、ここで注意が必要なことは、ストリートファッションと普段着の違いではないでしょうか。
ストリート系というと、定番アイテムは、

・スウェット
・ロゴ入りTシャツ
・ジャージ
・ニット帽
・キャップ
・ハーフパンツ
・チェックシャツ
・スニーカー

などですが、これは・・・まさに・・・部屋着・・・。
なんの意図もセンスもなしにこれらのアイテムを着てしまうと、ただの部屋着に見えてしまうという危険もはらんでいますよ。
なので、全身ストリートでコーデするのではなくきちっと、

・メリハリ
・オールド&ナウ
・抜き差し
・プチプラ&ゴージャス

のバランスを考慮してトータルコーディネートできると完璧ですね。

トレンドに乗っかる方が楽

毎年何回あるんでしょう、トレンドの波。
四季ごとだとしても4回はありますね。
その波に沿ったファッションを、そのシーズンごとに身に着ける、これがオシャレ??
確かに最大公約数的にウケます。
そして「今、旬」に見え、いかにも最先端をいっている人に見られるかもしれません。
でも、トレンドとは全くかけ離れたファッションの人がめっちゃオシャレ、って時ないですか?

全身今シーズン買い揃えたやろ、っていう人←今、旬
いつ?どこで?どれ手に入るん?ていう人←個性爆発
トレンドアイテムはひとつもないのにものすごく決まっている人←センスの人

生き方からしても、そういうファッションを選ぶという点においてやはり「カッコイイ」と思えます。
しかし、そういう人は長い経験で染み付いた『センス』というものがあるので、一朝一夕にかなうわけではありませんよね。
オシャレに見えて周りの人たちとかけ離れすぎない、さらに簡単に手に入るファッションを楽しみたいのであれば「トレンド」は外せません。
チェックしていきましょ♪
シーズンごとに常に先取りで、海外のファッション雑誌を読みあさり誰よりも早く「トレンド」を取り入れること、それもまた周囲からは一歩リードしたハイセンスファッションといえるでしょう。


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