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人に間違っていると言われたらどうしよう。。

こんにちは、
子どもが教える学校の鈴木深雪です


さて、今日はタイトルにもある、最近の私の日常からお届けします。


先日、息子と会話をしている中で「人に間違っていると言われたらどうしよう」という一言が出たというお話です。



この春から小6になった息子。年齢の割にピュアな息子ですが、あぁ、息子もいよいよこの年代(命名:トンネル期)に突入したかーと親として複雑な思いがめぐりました。


そして、この一言により、改めて私の活動に力を注いでいこう、そう思いを新たにしたので、この活動で叶えたい未来について今日はみなさんにお伝えをしています。




トンネル期とは、自分の思いや考えを伝えるのに恥ずかしさや躊躇が芽生える時期のこと。この活動をしている中で、私が命名した言葉です。笑


小学校低学年までの子ども達は(個人差ありますが)自分の話を聞いてほしいととっても素直。「見てみてー!聞いてー!」がお決まりのフレーズなのは、子育て中の方にはお馴染みですよね。


しかし、高学年になればなるほど、
この積極性は影をかすめ・・・


「人と違ったらいやだなー」
「間違ったらいやだなー」
という場面が増えてきます。


自我が強くなる成長の過程とも言えますが、
これがエスカレートすると、「発表することがダサい」と積極性は恥ずかしいもの、時に人の挑戦を茶化す雰囲気さえ出てきます。


これは由々しきこと!!!!!


SNSで芸能人や有名人の失敗を過剰に叩くのも、その流れの一環なのではと私は感じています。


挑戦が怖くなる自分を貫くことが怖くなる「悪しき文化」だなーと思っています。


ちなみに、この年代になると、自我が強くなる→まわりの目が過剰に気になり恥ずかしさが増すと書きましたが、


海外の学校に通わせているお友達の話を聞くと、
どうも海外ではそうでもないようで(高学年になってもみんなこぞって手を挙げる、先生当てるの大変etc)


年齢特有というよりは、日本特有の文化という傾向が強そうとも感じています。





というわけで!私はこの文化撲滅のために活動をしています。


逆のポジティブな言い方に変換すると、

「もっと自分の思いや考えを
 のびのびと表現できる世界」


になったらと思っています。


突拍子もないアイデアも、その子しか感じられない独特の違和感も、おお!と驚いてしまう感性も、

大いにいいじゃないですか!その子らしい人生を歩む一歩になれば、何か世界を変える一歩になれば、そこに私は大いなる可能性を感じているのです。





話が壮大になってしまいましたが・・・私が子ども達にプレゼンテーションを教えている理由はここにあります。


対象年齢を10歳からに設定している理由もここにあります。


「間違ったらどうしよう!」
「人と違ったら嫌だな!」


このトンネル期に入りかかるこの時にこそ、伝えることって楽しいんだ、伝えることって可能性に満ちているんだ、自分を表現していいんだ、むしろ表現したほうがいいんだ、自分の思いや考えって宝物なんだ、という成功体験を「体感」して欲しいからです。





息子にも会話の中で、このメッセージを全力で伝えました。


お母さん(私のことです)も、真面目に意見を言ったら、人に茶化された悔しい経験があって、それが原動力で今の仕事をしていることも。

そして、お母さんもこうやって人に伝えるのは、今でもいちいちエイッと勇気を出していること。
でも、勇気を出した先には、いつも思わぬうれしい展開が待っていること。


挑戦は必ず誰かの勇気になるよ、そんなことを話しました。


息子は涙目になって
「お母さんってすごい!」
「お母さんがお母さんでよかった!」と


はい、母として 涙ですね・・・・・・


そして、さらに嬉しかったのは
「お母さん、僕のクラスに話にきてよー」
「学級会でみんな緊張して意見言えないんだよー」と


そんな息子とのちょっとした会話で、私は改めて、たくさんの伝えるべき子ども達がいること、まだまだ出来ることがあることを痛感しているところです。


「当たり前のことを
 当たり前に大声で
 言いまくってやる」


そんな大人になろうと決意しています


微力ですが出来ること
やっていくぞ、そう思っています。



具体的には

①すべての子に「1回のプレゼン経験」を提供

 自分の好きなことを思いっきりプレゼンする機会をすべての子に【10~12才のうちに1回】は提供できる環境整備
 「2分の1成人式」みたいな恒例イベントになると最高!自分プレゼンという文化を当たり前に。

②「話を聞ける大人」を増やす

 子ども達の好き・興味・伝えたいことに「本当の意味」で耳を傾けられる大人を増やす

 北風ではなく太陽のようなアプローチで、子ども達の「心の本音」を引き出せる大人、子ども達にとって、話していいんだと思える大人がたった一人でもいると幸せ倍増 親でも先生でも!ご近所さんでも。

この2つに力を注いでいきます!

あとは、私が伝えたいこれらの哲学をぎゅっと
凝縮した「リアルスペース」を開設もしたいですが、これはまだまだ先の夢ですかね。


やりたいことはたくさんですが、手が足らないことは明らかなので少しずつ仲間集めもやっていきたいと思っています。


やるやると言い続けて1~2年経ちましたが本当にやります!


なので、ご興味ある方ぜひメッセージください。これができます、という提案もうれしいです


そして、直接仲間にはなれないけれど、この記事へのご感想やシェアも大歓迎です!発信の勇気になります!


それでは、また!

子どもが教える学校 鈴木深雪

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