見出し画像

平均的な子供は世の中にゼロ

こんばんは!
株式会社学びの庭ひまわり代表&エデュケーション・ディレクター、鈴木敬です。

実は、毎晩「あること」を続けてるんです。それは「ピアノ練習会」!

平日19:55-20:00の5分間、毎日練習する、その名も「毎日5分!夜の練習会」

ぬいぐるみを見せ合いっこしながら、お友達から刺激を受けつつ、ピアノに向かいます。終わったらピース!!

2112161ぼかし入り

こうして見ていると、つくづく思いますね〜

「平均ってなんなの?」

って。

ピアノの練習の仕方、進み方、好きな曲、みんなバラバラ。

最近とくに「平均的な子」は、どこにもいないと感じます。


平均といえば、こんなお話があります。

アメリカ空軍では1940年代終わりごろ、飛行機事故が多発しました。調査の結果、原因はコクピットにあることがわかったんです。

そのコクピットは、パイロットの「平均」に合わせてつくられていました。

身長の平均、腕の長さの平均、視力の平均・・・なんと4.000人ものデータの平均からつくったんですね。

その結果、完璧なコクピットができました。

やった、これなら事故ゼロ!・・・のハズが、上手くいきません。

そこである学者が、原因を調査しました。果たして、平均にピタッと合った人が何人いるのか?って。

結果は・・・0名!

「誰にでも合うようにつくられたコクピットは、誰にも合わなかった」(がーん!)


そうなんです。誰にでも合うものは、誰にも合わないんです。

これは、教育でも、まったく同じですね。

「誰にでも合うようにつくられた教科書は、誰にも合わない」

し、

「誰にでも合うようにつくられたルールは、誰にも合わない」

のです。

でも、多くの教育機関では、これをやっちゃってるんです。

「はい、教科書、◯ページ開いて」

ってやってるでしょう?

果たして何人の子が「教科書◯ページ」を「今」やりたいでしょう?

だから・・・変えなきゃならないんですね、このやり方を。


生徒さんが「その時、その場所で」やりたいことができるやり方に。


「え?そんなことできるの?!」

はい、できます。

そのやり方を、これからどんどんお伝えしたいと思います(^^)








オンライン音楽教室を運営する会社を経営しています。他に、ピアノの先生の学校学長、作曲家・ピアニスト、オーケストラ指揮者。最近、スポーツジムにハマってます!http://himawari.ishikawa.jp