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立教大との合同授業2⃣「みらクルTV」木谷さんのお話を聞いて発言、水曜3限⑫

7月7日の水曜3限「ジャーナリストの技術」第12回は、前週に引き続き立教大学社会学部2年生の兼古ゼミとの合同授業。先週の木谷さんのお話を伺ったのを受け、学生たちが意見を述べ合い、議論しました。
<立教大学との合同授業にした第12回の授業の振り返りを自由に書いてください。いつものようにまとめたら公開し、ゲストの木谷さんや立教大学の兼古先生にも見ていただきますので、立教への質問や木谷さんへの意見なども、読んでもらえる前提で、盛り込んんでもらうと伝わります。>

【2年】●第12回の授業を受けて、多くの学生が「ミラクルTV」について今後どのようにしたら再生回数が伸びるかということを話していて、その意見に対して共感をしたのと同時に感心しました。

●授業の中で木谷さんに1分程度でお話しした際に私は高い年齢層だけでなく我々の世代である高校生や大学生との交流をすることでSNSをよく使う世代ともあってより効率よく幅広くミラクルTVを拡散できるのではないかと考えました。
また大学生は他大学から集まるインカレと言うものがあり、より多くの大学から集まるという特性を生かして拡散できるので良いのではないかと思いお話しさせていただきましたが立教生のお話しなどを聞いていてあらゆる事象を考えているのだなと思いました。

●このご時世、他大との交流があまり出来ない中でZoomなどを使ってオンラインでリアルタイムに交流できて良いと思う。他の授業でも色んな学生と交流していきたいと思った。

●他大学との合同授業は繋がりが出来て良いことだと思いました。

●立教大学の学生さんはどのようなことをすればいいかなどの企画案を具体的に一方方向ではなく木谷さんの意見も聞きながら提案していてこのようにすれば企画をたてやすいと感じました。また、さまざまな角度からの意見を真摯に受け止めて落とし込む木谷さんに対して感心しました。

【3年】●立教大学の学生さんからは、具体的な番組内容の提案が多く聞けたのが興味深かった。オンラインでの授業配信を既に考えられているということで、他の人も言っていたように字幕が充実していると良いなと思う。

みらクルTVでは、今後どのような人でも意見を発信し、社会づくりに貢献するような取り組みをしていきたいというお話を聞いたとき、ハンナ・アーレントの公的領域を思い出した。資本主義によって「社会」というものの存在が大きくなってしまった今、我々が求めているのはその公的領域に値するものなのかもしれないと考えさせられた。
現代では、効率よく物事を進めることを重視していて、そう聞くとコミュニケーションの機会が減っていくのではないかと思っていた。効率的なこととコミュニケーションの発達は相反するものなのではないかと考えていたのだが、もしかしたらそうではなく、我々もまだ知り得ないコミュニケーションの在り方が存在しているのかもしれない。まだ明確な答えは見いだせていないが、今後必ず向き合うべき課題だ。そして、そこで新しいコミュニケーションの在り方に気付けるのは、所謂これまで「弱者」だと呼ばれてきた人たちで、つまりイレギュラーに対応できる力のある人だと考える。また誰であってもその「弱者」たる面は持っていて、そういった意味では、みらクルTVに率先して参加している人たちは今後の「公的領域」を良いものとするために先導できる人たちなのかもしれない。

私もこの企画提案の際に、障碍のある人が暮らしやすいようにとか、それを若者に知ってもらうにはといった観点で考えてしまったが、「弱者」としての自分を社会貢献に変えていくための、より積極的な活動姿勢を求める必要があるのだと気付かされた。
これは番組の企画ではないが、もし今後配信された番組に評価ボタンをつけるということになった場合は、従来の「いいね」などではなく、「応援」の形になればいいなと思った。

●色々な意見を知ることができ、とても充実した時間になりました。
流されるままでは自分の望む生き方はできないと知っているつもりでしたが、まだまだ知らないことが多すぎるなと思いました。
自分の内側にばかり目を向けていたので、今後は社会についてナマの情報を集めるのが課題になりそうです。

木谷さんが抱いていらっしゃる異常事態が日常になってしまうという問題意識・報道の在り方の違和感は、ハッとさせられるものがありました。
「政治について話し合う場を作ったらどうか」との意見のとおり、若い人に政治について考えてもらう場を作り、そこで木谷さんの意見をもっと発信してもらいたいと思いました。

【4年】●立教大学の皆さんのアイデアとてもおもしろいと思いました。
番組観覧者を入れたら一般の人との距離が近い番組になるし、良い意味ですごく現代的な番組になりそうだと思いました。

以上、13日現在、8人(=11人中)

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