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読書記録「本を守ろうとする猫の話」

これは言い訳なんですが、テストにインターンにとバタバタしていたらいつの間にか11月になっていて、まったくnoteを更新できていませんでした。自分の息抜き兼好きなものを見つめ直す場所として、また今日から書いていきたいと思います。
インターンについて学校に出さなければいけない書類があるものの、数か月前の体験について文章を書けるか自信がなく、手を付けられずにいます(これも言い訳)。
なので数か月前に読んだ本の感想を書くことで自信をつけようと思います(投げやり)。

夏川草介「本を守ろうとする猫の話」小学館文庫

夏川草介さんの「本を守ろうとする猫の話」を読みました。
書店で目にするたびに、表紙の温かな雰囲気の絵とストレートなタイトルに心惹かれていて、いつの間にか買っていました。
読み進めていくと、タイトルから感じた通り、読みやすい内容でした。けれど、この本のすごいところは読みやすい内容で読みにくい本について語られていることです。文庫本で手軽に物語に触れられるようになった今、そこで終わってよいのかを問いかけられているような気持ちになりました。
たくさん読んでいるからえらいのか?早く読めることが正義なのか?読書の価値は他人からの評価にあるのではなく、自分自身のためであることを忘れずにいたいと思えた一冊でした。

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