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日本の大企業のポテンシャル

会社員のすずきです。
大企業でぬくぬく働いています。

本当に大きな会社なので、社員が1人や2人辞めたとしても困ることはありません。

といっても、最近で会社を辞めていくのは定年退職か、やりがいを求めて優秀なひとが転職するか。

部署にもよりますが、大企業は仕事が細分化されていて楽な部署が多いです。

その上、給料は世間水準よりも高い…!

いっつもすごいなー、と感じています。

会社には大変お世話なっております。

大企業の労務費はエグい

ぼくの勤務先は自動車部品メーカーの最大手。

高卒を含めた平均年収が700万円を超えています。

50代の社員が多いので、平均は引き上げられていて、新入社員の給料は低いですが…。

給料は年功序列で上がっていきます。
業務の成果に比例して増えていくわけではありません。

高卒平社員でも年収600万円くらいまでは達成します。
真面目に出世すれば900万円くらいまではいきます。

大卒ならどんなにポンコツでも年収900万円が最低ライン。
半数くらいは1,000万円を超えます。

労務費すごいですよね。

本社のオフィスビルのエレベーターに乗って、おっさんが10人以上いたら、「合計年収1億円以上やん!」みたいな感じで楽しめます。

働かなくても高年収

ほとんどの日本企業が同じような状況だと思いますが、成果=報酬ではありません。

働いている社員もサボっている社員も同じように給料が支払われます。

部署によって「よく働く」の量も質も幅があります。

今、ぼくの所属しているひまな開発部署は全体がたいして働いていません。

そんな中でちゃんと働いている人は全社の中では普通。

働いていない人はマジで全く負荷がありません。

ある意味、不労所得を獲得した状態。

人員整理したら…利益爆増

日本の経営者はやれるんならやりたいと強く思っていると邪推しています。

人員整理、所謂リストラ。

働いてない人員に退職金を渡して辞めてもらう。
日本では経営が傾かないとやれません。

法に触れないようにやると、全社員対象の自主的な早期退職の案内。

ぼくの勤務先にもありますが、利用するのは優秀な方ばかり。

次の転職先があるか、しっかり蓄財していてFIRE。

ほとんどの社員はしがみつきます。

最近のAmazon、Twitter、Googleみたいにレイオフができるだけでも違うと思うんだけどなー。

自分も守られている側なので、ありがたいとは思いますが、会社の経営がもっと健全になるなら、業績や業績見通しによって人員を流動的に改廃して欲しい。

転職市場がもっと活況になれば、海外みたいになるのかな。

日本企業は不利

これまで書いたように、日本企業は人材という負債を簡単には損切りできません。

これで海外に競争力で勝つのはキツイですよね。

いつか損切りの対象にならないためにもコツコツ自己投資しなくっちゃ。


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