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自分の子供には大企業は勧めない理由

高卒大企業サラリーマンのすずきです。
ぼくには息子が2人います。
高校生と中学生なので、まともに会話ができ、むずかしいことを言っても、スマホでちょちょいっとググって理解してくれます。

残念な大人と会話するよりも建設的に会話ができるので、ぼくが学ぶこともあって面白い。
ぼくの学生の頃とは比べ物にならないくらい勉強ができるので、いろんなことを教えてもらえます。

将来の仕事について

2人とも大学へ進学するつもりですが、どんな仕事をするかまでは深く考えていないそうです。

理系に進むことまでは決めているくらいです。

もうここまで大きくなったら、致命的な選択をしない限りは見守ろうと思っています。

どんな大人になっていくのか楽しみです。

大企業の社内ニート問題

ぼくは大企業に高卒で入社しています。

もうすぐ20年…。
(我ながら、長いなーと思います)

いろんな社員を見てきましたが、ダメなひとのが多いです。

めちゃくちゃ高学歴なのに、全然仕事ができないなんてこともザラにあります。
逆に高卒でもしっかり仕事ができることもあります。
割合でいったら間違いなく高卒のがポンコツですが…。

で、ここからが問題なのですが、大企業はひとが多いのでダメなひとはそのまま放置されます。
いちいち構ってる工数のがムダなんですよね。

そういう方々は当たり障りのない仕事がふられ、ひどい場合は社内ニートのできあがりです。

大企業は守備範囲が超狭い

こちらも大企業のメリットでもありデメリットでもあることです。

よく言われていることですが、大企業は仕事が細分化されているので、担当する業務の範囲が狭いです。

部署によって差もありますが、全くスキルの身につかない部署もあります。

社内ルールだけはめちゃくちゃ詳しくなって、社外ではほとんど戦えない…みたいな社員はけっこういます。

転職する気はないでしょうが、かなりヤバい状況だと感じます。

ぼくの息子たちにはそうなってほしくない。

これからは労働人口が減っていくので転職は盛んになるはず…!

大企業に就職してもいいけど転職活動は必須

大企業は安定感が違います。
それに慣れてしまうと他では働けないでしょう。

部署によっては数億を動かすようなプロジェクトもあります。
小さい会社では経験できないでしょう。

それでも、息子達にはあんまり積極的には勧めないかな。
もちろん大企業がダメとは思っていませんが…。

若いうちは自己投資のためにも、いろんな経験ができる会社が望ましい。

これからの仕事が溢れた社会では、選べる側になれたら勝ち組です。

好きな会社をよりどりみどりはいいなー。

いまの時代のスピード感

  • 石の上にも3年

  • 置かれた場所で咲きなさい

  • 二兎を追う者は一兎もえず

どれもいまの時代は従わなくていいですよね。
時間がムダです。

ダメな会社に3年もいたら腐るし、置かれた場所が劣悪だったら咲けません。
二兎でも三兎でも追えるひとのがチャンスを多くつかめます。

こんな考えもくだらない…と数年後には言われているかもしれないくらい時代はすごいスピードで移ろいでいます。

別についていく必要はないかもしれませんが、変化が激しいと認識した上で、色んな選択をできたらいいですよね。

まさか大企業に勤めたら勝ち確だと思ってたぼくが、息子にはこうはなってほしくないと考えるなんて、10年前だったら考えられないな。

あーだこーだと言いましたが、
親としては、幸せに健康に過ごしてくれればそれで充分ですけどね!

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