見出し画像

判断軸は人として?会社として?

会社員のすずきです。
大企業でぬくぬく働いています。

会社で働いていると、自分の意思には逆らって、「会社の利益になること」「社会貢献になること」を選択する機会があると思います。

いろんなケースがありますが、人によって判断軸が少し異なるのではないでしょうか。

ちょっとした出来事があったので記事にします。

課長の判断軸は上司の意見のみ

今のぼくの上司(課長)は、過去一でポンコツです。

本人は自分が優秀と思い込んでいて幸せそうですが、部下にとっては最悪。

  • 意思がない

  • 優柔不断

  • 判断しない

  • 決断しない

  • いい顔ばかりする

  • ムダな話が長い

  • スキルもない

悪いところを挙げればキリがありません。

ぼくの部署のお仕事事情

ぼくの所属している部署は開発部署で、社内の他部署がお客さんです。

仕事の依頼を受けたら、費用を見積もって業務をスタート。
依頼内容の変更や見積もりミスがあった場合は、その都度、費用について交渉します。

ミクロで見ればチーム単位で費用回収は常識の範囲内でできています。

しかし、最近では部の赤字を解消するために課長以上が躍起になっています。

そのため、課長が些細な費用についてクチを出してきます。

  • どうやって見積もった?

  • あの人の作業工数も費用をもらった?

  • どんな計算をした?(計算んできんくせに聞いてくる)

ぶっちゃけ、働いてないおっさんが多すぎる!
部員を減らして組織の最適化するだけで解決だと思うのですが…。

費用回収のために課長の判断は…

他部署から費用を引っ張れるだけ引っ張ろうとしています。

相手からしてもボッタクリだろ!とわかるレベル。
社内でそんなことしても意味ないのに…。

そんな感じなので、社内で自部署の評判はすこぶる悪いです。

判断するときの軸は大事

課長はダメダメで参考になりませんが、過去の優秀な上司から学んでいることがあります。

  1. 人として正しいことを選択できているか

  2. 社会にとって正しいことか

  3. 会社にとって正しいことか

この順番で判断していると伺ったことがあります。

人として正しいが正義

社内のあるエピソード。
海外拠点で隣国からの従業員が多い地域でのこと。

国交が正常ではなくなり、法律で外国人の労働を禁止するということが突然発生。

拠点長は悩みます。
HQとの稟議では「法律に従おう」となりました。
「社会にとって正しい」を選択です。

でも、働く人がいなくなってしまう。
従業員は何も悪くないのに職を失ってしまう。
同じ人間として、本当にいいのだろうか?

周辺の日系企業は法律に遵守することが次々に決まっていく状況。

拠点長が大きな決断をします。

法律が間違っているという主張で、外国の従業員を雇い続けることを決めたのです。

その瞬間、拠点のマネージャーたちは大歓喜。

政府からバッシングが多少あったものの…
国民、隣国の国民が会社の決断を賞賛し応援したのです。

その結果、法律は見直され元通りに。

こうなった後、近隣住民に愛される拠点が、周辺国からも愛される拠点になりました。

「人として正しい」を貫いた最高のエンディングです。

一歩間違えば法律違反で経営できなくなっていたかもしれませんが、従業員がいなければ、どの道ムリな運営だったでしょう。

翻ってぼくの上司ときたら…

ぼくの課長の判断軸はというと、
「上司が何を言ってくるか」
ただそれだけ。

ちっさい!
器がアリのこめかみくらい小さい!!

なので、上司が費用をどうにかしろと言われれば、会社のためになるのかなんて考えずに駆け回ります。

とても残念です。

反面教師だと思って、これからも毒されないようにがんばります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?