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婚活で"結婚しない"と結論づけるのは"失敗"か?

元婚活戦士として、婚活を取り扱うエッセーやコラムを読むのは日常のルーティンなのですが、最近ふと、こんな感想を抱きました。

「結婚に向いていないと悟って婚活市場を去るのは失敗なのか?」

今日読ませていただいたのはこちらの記事です。
結婚に結び付かない人が「自分は結婚に向いていない」と去っていくことを、どうもネガティブにとらえている印象を受けます。

婚活を終えて、早くも離婚したくなっている私からすると、それって人生の通過点であって、失敗ではないのでは?むしろ、今後の方針がはっきりしたことで、婚活としては「成功」だったのでは…と思ってしまいます。

もちろん中には「いい人がいれば結婚したかった」と思っているかもしれません。でも、婚活を終了した人は男女ともに「自分の希望に見合ういい人はもう残っていない」「我慢してまで好きでもない人と居るのには向いていない」という結論が出ているはずです。

それって、失敗ではない、ですよね。
婚活の成功=成婚退会、と位置付けるのは、婚活に関わる人の姿勢としては正しいかもしれないけど、同時に、正解ではないのではないかと思います。

ある程度の期間を婚活した人は、得るものはあったはずです。それをもって日常に戻れば、新しい方向性が見いだせたり、新しい発見や出会いがあるものです。それって、成功じゃないのかな?

成婚退会も、未成婚退会も、どちらも婚活からの「卒業」。仲人さん、コンシェルジュさんはどちらの場合も胸を張って「おめでとう、がんばって!」と送り出していただきたいものです。

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