生活とコンピュータ49・ニュースの要点(ブルームバーグ)ギリシャの首都アテネ郊外で大規模な山火事が発生し数千人が避難・家屋に飛び火し地元の病院も危険に・過去20年で最悪の火災は11日にアテネの北東で発生強風と高温・長引く干ばつにあおられ・アテネ中心部からわずか12キロメートルにまで広がる
住民には避難勧告・警察は250人余りを救助
スペインは40度を超えフランスも40度に近づく欧州大陸の大部分は
猛暑に見舞われ各地で熱波を激化させ
農作物や送電網を(クーラーが止まる)危険にさらす
ガベージコレクション(GC)
コンピュータプログラムが動的に確保占有したメモリ領域のうち
・不要になった領域を自動的に解放する機能
・1959年LISP(プログラム言語)における問題を解決するため
ジョン・マッカーシーが発明・・直訳すれば「ゴミ集め」「ごみ拾い」
従来のメモリ管理
プログラマがプログラムの実行においてメモリが必要となる期間(容量)を考え
必要時点でメモリを確保するコードを記述(宣言)し
不要となった時点で解放するコードを記述した・・(忘れる事が)
解放し忘れると貴重な主記憶領域を占有し続ける・新たに実行する別の
プログラムが十分なメモリ領域を確保できなくなる
= 限られた土地を不法占拠され少しづつ働く場所が無くなる = 停止する
対策:数時間毎にリセット(再スタート=環境の初期化)が必要になる
ガベージコレクションを使用する場合・メモリを確保するコードはプログラマが
明示的に記述する(必要量を計算出来る人が担当)
メモリの解放については明示的に記述する必要がなく(忘れられる危険から解放)
ガベージコレクタが不要と判断した時に、自動的にメモリを解放する
確保したメモリが不要かどうかは・プログラムが今後そのメモリにアクセスするか
どうかで決まり・スタック(使用量予想困難・ハッカーに狙われる?)や
変数テーブルなどから参照をたどってメモリに到達可能かどうかにより判断される
ガベージコレクションの機能は・初めからプログラミング言語の言語機能や
言語処理系あるいはフレームワークに組み込まれている場合や
外部ライブラリなどによって提供される
思い出の戦闘機・ F-35 Joint Strike Fighter
開発終盤24時間毎に操縦プログラムをリセットする必要があったとか・・
当時のニュース:ALISメンテシステムはとてつもなく複雑なシステムのため
システム完成が遅れることによりF-35の開発計画全体が大きく遅れている
複雑なシステム故にバグの改修作業は難航・プログラム完成には至っていません
ソフトウェアの分析のためには400MBから800MBにも及ぶ機体の飛行データを
転送する必要があるのですが・F-35が配備されている強襲揚陸艦「Wasp」の
艦内ITインフラ・ネットワーク速度が極端に遅く
作業に支障をきたすという場面もある模様・この問題を回避するため
エンジニアは陸上の基地に行って
民間のWi-Fiネットワークを利用してデータをダウンロードしデータを手動で
CD-Rに焼いてからWaspの艦上にいる部隊にアップロードするという
(WindO/Sのバグ修正作業の様)
高い機密性をもつ戦闘機の開発に・似つかわしくない作業を余儀なくされたと
報告書(PDFファイル)によって明らかに
開発が遅れているALISに対しては・すでに数十億ドル(数千億円)の費用が投入され
F-35が50年という長期間運用することで・総額1兆ドル(約100兆円)という
とてつもない費用の削減が期待できるという・大義名分によって拠出されてきた
GAO(US.Governmemt Accountabitily Office)はF-35の開発計画では
技術面と開発コスト面での不確実性を考慮してこなかったという問題点を指摘
ALISの開発に200億ドル(約2兆円)から1000億ドル(約10兆円)の
追加費用が必要となると試算しています・と・・月旅行並み・豪華予算!
今や:無人爆撃機+艦艇+潜水型のドローンが必要?・・
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