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早稲田大学(帰国子女入試)体験記

ご機嫌麗しゅう。スズキです。今回は早稲田の帰国子女入試について書ける限り詳細に書いて行きたいと思います

あくまで個人的な感想であり、自分のための備忘録であるため、攻撃的な言動など避けて欲しく、100%私の善意で公開されているということを念頭において参考程度に読んでいただけたらと思います。一部偉そうに書いている箇所や理想論もあります。気を悪くされたら申し訳ありません。この記事は、2023年度入学の受験生が書いているものです。年によって情報が異なっている場合があります。最新の情報に関しては大学の公式ホームページ及び募集要項などを必ず参照にしていただいて、私のはあくまで一体験記として、読んでいただければと思っています。

とてもとても長いので、内容については以下の目次を参照してください。

出願について

書類集めに関しては他の帰国子女の先輩方も色々な記事書かれているので、そちらを参考にしてくださいませ。(もし、ここにリンク貼ってもいいよという優しい帰国生の方がいたら、連絡ください。心からの感謝を示し、リンクを貼らせていただきます。拙著も貼っておきますので、よければ参考にして頂ければと思います。)

志望理由書もないので、特にアドバイスなどはありませんが、もし日本の高校に通ったことのある人は、その高校に「在籍証明書」や在籍していた分の「成績証明証」を発行してもらいましょう。私はぎりぎりまで気づかず、危なく出願できないところでした。出願を諦めようかと思っていた時もあったので、これだけはしっかり確認して欲しいところです。

オンライン出願システムについて

私はIB certificateだったため、教育制度の箇所の該当部分について迷いました。大学側に問い合わせた所、教育制度では、その他を選択し、IB certidicateと入力してくださいと言われたので、ここに将来の後輩の為に記しておきます。でも、心配な方は絶対大学に問い合わせた方が良いでしょう。(どんな風にメールを書いたの?とかの質問はTwitterのDMにてお受けしますのでお気軽にどうぞ。)

勉強法について

勉強法は帰国生受験をされる皆様はもう自分の勉強法を確立してるという人も多いと思うので、今更変えたくないよという人は読み飛ばしてください。もし、まだ迷ってるんだよねという人への参考になれば。あくまで参考の域を出ないことや、私は、学校や予備校の先生(プロの方)ではなく、あくまで素人の話であるということをお忘れなく。受験生のみんなが、自分に合った勉強法が見つかることを願っております。

現代文

兎に角予備校にある分の過去問を全て解きました。丸つけをして、どこか違ったか、何故私は間違えたのかを分析しました。合格要因はこの分析力だったのかなと今は思っています。また、以下のようなエクセルシートを作成し、モチベを維持していました。どんどん正答率が上がっていくことで、次も頑張ろうという気持ちを保ってました。最後に解いた過去問では満点をとることができました!継続は力なり!!

また、問題を解く際に、大事な箇所に線を引くと、段落番号をつけるということを忠実に守っていました。線を引いたことで、どこが重要だったのかが、一目瞭然で、抜き取り問題に役立っていたと感じています。また、練習で線を引くことで、私が重要に思っていたことと、大学側(問題作成者)が意図していることのギャップを分析できたので、復習に役立ってました。段落に番号をつけることに関しては、先生の意図とは違いますが、どれくらいの長さの文章であるのか、また、文章を読んでる中で、自分が気持ちを切り替えることに役立ててました。決して短い文章ではないので、そのまま読み続けるとどうしても、流し読みしてしまうので、きちんと読むぞという意識付けの意味を込めてやっていました。

授業に関しては、オンラインだったので、テキストを最初にやって、正誤判定の部分だけを聞き、間違えた問題の解説だけをきちんと聞く形をとっていました。自分があっていた問題は聞き流す程度にしていました。あと、授業自体を2倍速(1.5だったかも、、、)で聞いていました。

漢字も予備校でもらったテキストをやってました。海外滞在中に予備校側が海外まで発送してくれたので、滞在中も眺めてました。漢字は嫌いではないので、あまり苦ではありませんでした。日本に帰ってきてからは、予備校で漢字テストがあったのでそこで間違えた漢字は次、絶対に間違えないぞという感じでルーズリーフに書いて、復習をしていました。

早稲田現代文エクセル

付録-エクセルの見方左から順番に、年度、正解した問題数、全体の問題数、正答率です。全体の問題数が50になっているものは、予備校で先生が配点調整をして、50点満点で換算してくれたものです。それ以外の正答率は単純に問題数で見ています。また、授業で解いた問題の年度は過去問を遡ったりして書いています。全体が見たい人はTwitterのDMまで。

小論文

こちらも毎日書いて、予備校の先生から添削を貰っていました。添削をもらうことで、私の小論文は何が足りていないのか、或いは何が良いのかを分析していました。こちらも、エクセルを使って管理していました。予備校の先生には最後まで、C上が多かったことから心配されていたみたいです笑(B下より上の評価からが合格ライン)私は授業で一回も選ばれたことも無かったので、(私の選択していた授業では、先生が合格するであろう小論文を選んで他の生徒に見せる。私は最後の最後、先生が選んだ良かった小論文の中にいた(選ばれてない))小論文は最後まで万全では無かったのですが、なぜか毎度謎の自信を持っていましたし、できると信じ込んでいました笑あとは、要約は結構高評価をもらっていたので、そこは自信を持って臨みました。

早稲田大学小論文分析シート

付録2-エクセルの見方
左から順番に、年度、取り組んだ日付、評価、自己分析、備考(早稲田大学は小論文が2問あるので、それぞれの評価を書いていました。)、採点官(私の通っていた予備校では、複数の採点官がいたので、採点官によって評価ぶれがあるかもなと思ったので。)こちらも全体はTwitterのDMにて。

数学について

私は商学部とは残念ながら縁が無かったため、「やっておけば良かった」という理想論しか話せないことをご承知おきください。また、商学部に関しては、早稲田大学に行けたら嬉しいというモチベしか無かった上に、最後まで、現代文と数学どちらか良い成績を見てくれると思い込んでいたので、(実際は、教育学部のみ選んでみてくれる)本当に参考にならない気がします。

まず、数学は学ぶ際に、答えから逆算したかったというのがあります。インターで数学を真面目にやっていなかったせいで、本当に問題を見ても全く理解できないんですね。何を言ってるか分からないので、公式の検索とか、どの章を見たら良いのかが分からない。勿論、予備校のテキストには〇〇の単元と明記されているのですが、数学はその単元だけ見ればできるものではないと私は思っているので、(例えば、足し算の知識が無ければ等差数列の意味がそもそも全く理解できないよねみたいなものです)できるなら私は先に答え(ここでの答えというのは、途中式のことを指す)をもらって、自分で予習してから、授業に臨みたかったです。授業聞いても、まずその知識が必用なのかと知識の再確認からになってしまう、また、途中で自分の知らない知識が出てきたとしても、それは前提条件として飛ばされてしまうので、突っ掛かりが多ければ多い程、何をしているか分からなくなってしまうので、自分にとっての授業の質が落ちる気がしてました。

なので、某予備校生時代に、先生にそのような話をして、先に答え(途中式)を聞いてから授業に臨めていたらと思っています。某予備校の先生は本当に真摯に向き合ってくださるので、こういうお願いをしても、Noで終わらすことはせず何らかの対策を講じてくれたはずです。先生じゃなくて担任の先生にでも声を掛けていたら良かったなと今でも思っています。勿論授業の前にテキストと教科書は貰えるし、予習と復習をするように声掛けしてもらえます。私が本当に数学が出来ないだけです。

某予備校では、勿論、しっかり受験対策をしてくれます。テキストもしっかりしているし、本校から数学の先生が来て、本当に質の良い授業を受講できます。しかし、試験日がかなり近いことから、予習、復習、演習が、間に合わないということが予期されるため、もし数学を受験で使う人がいれば、海外在住時から、日本と現地の数学は全然違うからと勉強を疎かにせず、数学というものと向き合う姿勢を作ってください。

私が合格を頂け無かったのは、授業が悪かったとか、他人要因ではなく自分要因であり、努力不足だったことは、紛れもない事実なので、後悔したくない受験生は是非私を反面教師として、頑張ってください。応援しています。

本番

一度、下見に行っていたこともあり、方向音痴の私ですが、迷わず着くことができました。一緒に下見してくれた友達に感謝です。予備校の友達も結構下見したという人が多かったので、下見おすすめです。

電車の中で、周りの人がみんな受験生に見えるくらいには緊張していましたが、実際は全然そんなことありませんでした。電車の中で好きな曲を聞いたり、QuizKnockの受験応援の動画を見ていました。予備校の友達には、QuizKnockの動画のおかげで合格したんだ!と言ってます。好きな人の応援というのはそれが不特定多数に向けてであっても嬉しいものです。何個かあるのですが、そのうちの1動画を貼っておきます。今でも、この動画を見ると受験日当日の電車の中を、私の目の前に座っていた人の服装まで思い出します。

電車の中で、予備校のグループラインの友達がコンパスと定規が必用だということを言っていて、(授業では一回も使わなかった。)怖くなった私は、大学近くのコンビニで購入しました。(アイキャッチ画像の定規はその時のものです。)

「定規ないかも」と数学と小論文のみを受験する友達にラインをしたら、友達は、「買えるなら、心配をなくすために買って行った方がいいかもね」、「現代文落ち着いてね、スズキなら大丈夫」、「”友達の名前”もう着いてるみたいだからリラックスね」と沢山ラインをしてくれました。そのお陰且つ、コンビニで定規とコンパスを調達できたこともあり、朝から少し浮き足立っていた私の心は平常心を取り戻すことができました。友達有難う。

大学には、8:30過ぎに着いていた気がします。結構受験生がいて、みんな早いなぁと思ったことと、席を確認している時に、しろくんに話かけられたのをよく覚えています。また、白着てるなぁって思った記憶がある。教室の前に席順が掲載されていて、私は自席を全然見つけられず、2 、3回扉の前と教室を往復した記憶があります。ただ、席に(机に)受験番号のテープが貼ってあるので、これを読んでいる受験生はあまり悩まなくても大丈夫です。

席は、 5人掛けの長い机に1つ開けで、3人ずつ座ります。1つの教室一杯に人がいて、かなり受験生が多いなぁと思い、倍率を思い出してしんどいと感じた記憶があります。実際他大学を受験した後に振り返ると、早稲田大学は特別人が多かったんだなと思います。試験前に倍率について考えるのは良くないです。自分は大丈夫という謎の自信で挑みましょう。席に着くと、前、斜め前、斜め後ろ、前の前とかなり近くに同じ予備校の友達がいて、かなりそこで安心感を得られました。しかも、前は私が大尊敬していて、大好きな子だったこと、(あまり話をしたことは無かったのだけど、小論文とかでよく選ばれていたことと、同じドイツ出身という誼もあって大尊敬していた)さらに、同じ列で、予備校に通ってる時に好きだった子がいたので、そこでかなり受験に対する緊張から解放されたような気がします。その他にも、周りが兎に角賢いし、自分が尊敬している子に囲まれることで、自分も賢いと錯覚できたし、私の精神的には、良かったのだと思います。今、振り返ればですが初めての受験ということもあり、あの日はかなり、自分の精神が不安定だったなと思います。(ネガティブ思考になってしまうとかではなく、兎に角変だった。)それでも、同じ予備校に通っている子がいるだけで、かなり精神が安定したことから、予備校に通うメリットはこういう試験会場で同じ予備校生を見ることで安心感を得られることにもあるのかなと思いました。

洋服はまじの私服で行きました。あんまりにも、派手な恰好や、文字入りは避けた方が無難かもしれませんが、スーツで行く必要はないと思います。面接がないので。会場にもスーツの人は少なかったと思います。自分の最大限の力が出せるようにリラックスできる服装で行くと良いと思います。私も、いつもの私服というとで、結構気持ちが落ち着きました。QuizKnockのこうちゃんも普段の力を出そうと意識したところ合格したと言ってます。私の言葉よりよっぽど信憑性がありますね。

席についてからは、漢字を見返したり、評論文キーワードの単語帳(以下にAmazonのリンク入れておきますね。私は結局全部読むのに間に合わなかったけれど、読んでいて知識がつくので、受験対策とかでなくて、単純に基礎知識をつけるという意味でもおすすめです。)を見たり、筆記用具の用意をしていました。後は、ひたすらぼーっとしてたり、事前に詰め込んでまで勉強しようとまでは思わず、ここまできたら、頑張った過去の自分がなんとかしてくれると思っていました。

それから、これはどうでも良い話なんですが、試験中の態度で落とされることは無いと思います。カンニング等、不正行為を除いて。私は、友達にも呆れられてびっくりされるような態度、つまりは、褒められた姿勢で受験したわけじゃないのですが、特に注意されることなく、受験できました。

当日の結果と感触

1時間目 現代文

何となくできたという手応えはありました。ただ、過去問と同じくらいだなという印象と、「渾然」という漢字が書けなかったため悔しいな程度の感じで、よし満点だとか、合格したなという程ではありませんでした。その後のお昼休憩で、LINEで心配してくれた相手と合流した時、「どうだった?」と聞かれ、「できた。」と平然と答えて、びっくりされたことを覚えています。「スズキ大丈夫かなと思ってたら、めっちゃけろっとしてるじゃん」笑っていました。私が精神的にあまり強い方では無いことを知っていたので、相当心配してくれていたみたいです。有難う。それから、お手洗いが混むという情報を得ていたので、試験後すぐ終わってからすぐお手洗いにいきました。お手洗いに行く途中で、いのりんに話しかけられたような気がします。多分。あまり確かではありません。それから、いつも予備校でいるメンバーと会って、カロリーメイトを食べました。脳を使った後は、お腹が空く。みんなも結構食べてました。後で、眠くならない程度には食べておくのをお勧めします。休み時間中、次の小論文のための勉強などは、特にした記憶がありません。帰り道に、予備校の友達と漢字の読みを揃いも揃って、平仮名で書いたことから、(本当は片仮名で書かなければならなかった。)あ、だめだったなと思ったことを覚えています。後から、過去問を書いていた教科書を貸した友達に、「スズキはいつも片仮名で書いてたじゃん。」と悲しそうに言われました。受験はこういうことがあるから怖いですね。皆さんも初歩的なミスには気をつけましょう。

現代文結果

某他の予備校の解答を友達から聞き出し、結果が出る前日に友達に採点してもらいました。絶対だめだと思い込んでいた私は、結果がでるまでかなり精神が不安定になってしまい、前日にいつもご飯を食べてるメンバーでグループ通話で励ましてもらったことを覚えています。前日に慶応の合格発表も出ていて、友人達が合格をもらっていたことも、精神の不安定が表に出てきてしまった要因だと思います。それまでは、気にせず毎日勉強できていたので。昨日まで、同じ位置にいると思っていた人が急に手の届かないところに行ってしまうと、わりとこたえるものがありますね。自分は受けてもいないのに。特に仲の良かった子1人に、今から解答と、私の答えを読み上げるから私に知らせずに採点していてと頼み込み電話越しに、採点してもらっていました。その時に友人は「あ、もう合格したな」と確信していた、と後から教えてもらいました。その日の電話ではすごく中立的な声で淡々としていたので、彼女は女優になれると思います。その後、前述したようにグループ通話に切り替え、そのメンバーにも彼女が報告し、(私はその間抜けていた)その時もみんな大丈夫だろうなと思っていたそうです。だから、みんな女優になれるって。結果は、大きめの文章問題2題のうち、それぞれ1問の失点で抑えられてました。(私凄い。自画自賛。)今回は、変な知識問題(「錦の御旗」みたいなやつ)が無かった分私に有利だったのかなと思います。漢字問題は4問中1問しかできない扱いになってるはずなので、やはり某予備校の予測通りあまり重視されて無い確率が高いですね。

余談
これは余談ですが、現代文がとてもできる友達は縁がなく、6割もとれなかった友達(教育学部で少し違いますが)は合格していました。(彼女は本当にぎりぎりまで放置していて、私がいつも勉強するよと誘ってやらせていた、電話越しに採点してくれた子)なので、もしかしたら、現代文<小論文なのかもしれません。合格した彼女は面接で合格した可能性も否めませんが。少し、彼女の話になるのですが、彼女は志望理由が思いつかず、私の体験談を流用して話したらしいのですが、(私の許可済み)面接している時、エピソードに感動して、涙目で話したそうです。やるとこなすこと全てが、人と違っていて、本当に大好きな友人です。勿論、これを読んでいる後輩の皆さんがいたら、絶対に真似してはいけません。

2時間目 小論文

友達が全員揃って小論文。当日は何故か、いつもと違う書き方をしてしまいました。これは体感というか直感ですが、前年度と違う気がしたんですよね。何が違うか明言できるわけじゃないのですが、要約の部分は、練習と同じように安定して書いたのですが、意見を書く方の小論文はいつもと、書き方、思考の仕方を変えて書きました。それが功を奏したのかもしれません。
結果は自分では判断が出来ないので割愛します。予備校の友達とも特に話はしませんでした。

余談ですが、数学と小論文で受験する友達が時間ぎりぎりに汗だくで入ってきたので、私の中で小論文を書く前に、少し和みました。当時は全くと面識がなかったのですが、今は良き友人です。(丁度今、メッセージが返ってきました。タイミングが良い。)遅刻を推奨は絶対にしないので、受験日は早め早めの行動を心がけましょう。彼を見習ってはいけません笑

昼休憩

お昼は予備校の友達達と食べました。同予備校に通ってるメンバーと「数学は無理だよな。」「白紙で出そうな。」などと言い合っていました笑。私は数学に関して、本当に勉強していなく、焦りより諦めの気持ちの方が勝っていました。前々日に、一緒に数学を受験する子と、予備校時代に好きだった子と話していたのですが、数学を受験しない好きだった子が一番できる始末という壊滅具合でした。当日、数学がない友達も私の精神の弱さを慮ってぎりぎりまで一緒にいてくれました。「予備校で待ってるからね」と言ってくれたのが嬉しかったです。席に着いたら、例の私が大好きで尊敬してる友達が、近くにいた予備校の子達と話していたので、そこで謎のコミュ力を発揮した私は、何故かその輪に加わり、(普通だったら人見知りして絶対無理なのに)一緒に話していました。その時、みんなが話していた数学の話題にはついていけませんでしたが、私の大尊敬している、前の席の彼女とかなり仲良くなれたので、しかも学校が私の知っているインターだった、ということで、とてもとても幸せな気持ちで、3時間目の数学を受験しました。

3時間目 数学

1問も解けませんでした。大袈裟に言ってるとかではなく、事実としてです。数学の問題用紙に全く書き込みをせず、綺麗な状態で持ち帰ったので、来年予備校で私の後輩となる皆さんは綺麗な問題用紙のコピーで取り組めます。
解けなかったので、他にいうことはありません。試験中、やることが無さすぎて(分からなすぎて)暇だったので、提出用紙の空白箇所に、フィボナッチ数列と、自作数独と、11の階乗(同じ問題を解いた人が居れば、これの意味が分かるでしょう。)を書いて、解答は任意の実数を書いて提出しました。なので、解ける問題は、解かないと、ある程度点数は取らないと、いくら数学はそこまで見られてないと予備校の先生が言っていても、合格は難しいと思います。当たり前ですが。

帰り道

予備校のみんなと、一緒に予備校まで帰りました。普段は話さないような友達と仲良くなれて嬉しかったです。数学の話題になったのですが、私の解答は一つもあっていませんでした。

結果発表

結果は予備校で見ました。朝、母さんに言わずに行こうと思っていたのですが、「今日、早稲田の発表でしょ?」とさらっと言われたでので、吃驚しました。「別にそこまで期待してないから」とも言われました。私はその時、なにも考えられず兎に角、予備校の友達に会いたい一心で家をでました。9:00くらいには予備校に着いていたきがします。ぎりぎり1限の時間には間に合わず、1組の友人達に会えず、1限から授業のある1組の子を待ちながら(2組にも3組にも一緒に合格発表までの時間を一緒に過ごせるような友達がいなかったので)、10:00まで1人でそわそわと、QuizKnockの動画を見ながら過ごしました。(予備校でYouTube見るなよというお叱りは甘んじてうけます。ごめんなさい。)今となってはなんの動画だったのか覚えていませんが、須貝さんと河村さんがでていたような気がします。9:59に用意していた合格発表のブラウザに戻り隣に受験票を用意していました。10:00丁度に入力したのですが、緊張で開けず、そこに丁度入ってきた友達にクリックして貰いました。私は本当に人に恵まれている。そこで「合格」の文字が目に飛び込んできたときは、本当に震えました。友達にも「震えてる」って笑われました笑あの瞬間は多分二度と忘れません。それから、母さんに電話したら、全く信じてくれませんでした。LINEでスクリーンショットを送って、受験番号を送ってやっと信じてくれました。それから、予備校の友達のグループにスクリーンショットを送って、早稲田の先輩に電話しました。彼女が自分事のように喜んで、受験番号と生年月日を送ったら、彼女も合格確認をしてくれて、「私もこの画面見たな~」と言っていたのが印象的でした。それから、Twitterなどで、色んな人にお祝いしてもらえてとても嬉しかったです。予備校のグループメンバーにはスクリーンショットしか送ってなかったので、後で「だめだったのかと思ったよ」、「怖くて開けなかった」と言われました。でも皆私の現代文の結果を知っていたので、「ぜったい合格してると思っていた」と笑ってました。みんな優しい。予備校の先生は、「スズキさんは、TOEFLの結果もそこまでだし、小論文もCばかりで、本当に心配してました。でも毎日欠かさず小論文を出し、本当によく頑張りましたね。」と言ってくださいました。横で聞いてた友達がTOEFLに言及した瞬間爆笑していました。それくらいの関係性でいられる予備校メイト及び先生が大好きです。

合格後

合格後は早稲田大学から合格資料が送付されます。結構時間がかかった記憶があるので、焦る必要はありません。その後、内容に添って、お金を払えば大丈夫です。合格したからのことを書いているブログなどが意外と少なくて、私は結構不安に思っていたので、ここに書いていおきます。1次の入金締め切りが結構早かったので、そこだけ注意してください。

合格後大学に問い合わせる時に何かと、受験番号を聞かれます。覚えておくといいかと思います。(名前と生年月日も聞かれます。)それか、合格発表の時の画面をスクショしておきましょう。

一次のお金を払った後は、お父さんの一時帰国に合わせて、ニ次のお金を払いました。確か、12月後半だったように思います。

12月27日頃に一次振り込みが完了している人へのお手紙がきたと記憶しています。寮や住まいについての案内が入っていました。

2月15日に入学書類が届きました。
第二外国語と、導入演習を選びます。入学書類の提出は、3月13日消印有効です。

以下、入学書類受け取り後のスケジュールを一応書いておきます。参考までに。

2月15日 書類到着
3月11日 外国語ガイダンス
3月13日 書類簡易書留、速達(当日消印有効)
3月29日 新入生ガイダンス

第二外国語について
3月11日に、ガイダンスがあります。(締め切りがぎりぎりになるなと思ったので、私は外国語のガイダンスの前に入学書類を提出し終えました。)一応、法学部の人に連絡したら、「第二外国語の手引きに添った内容をやる」との返事をもらっていたので、私みたいに締め切り前に出したいなどあれば、ガイダンスの前でも大丈夫だと思います。
外国語のガイダンスですが、手引きの内容と、先生のお話くらいでした。私は、もう決めていたこともあり、話半分で聞いていたせいで、あまりどんなことをやったのか、覚えていません。ちなみに、ガイダンスのURLは、法学部のwebサイトではなく、合格者向けのサイトの方に貼られます。アーカイブもあることや、出席の確認は多分してないと思うので、どうしても出られないという人は後からアーカイブ視聴でも大丈夫だと思います。欠席の連絡も必要ないとの旨も記載されていたので。
外国語の選択についてですが、法学部には、外国語がAとBの二種類あります。先輩に聞いたところ、外国語A(8単位)を未習のもの、外国語B(10単位)を英語でとる人が半数以上とのことだったので、私もそれに倣って選択しました。色々な先輩に、授業について聞いたのですが、先生によるよとの返事が大半でした。帰国生の皆さんで、自分の慣れ親しんだ言語がある人は、それでいい気がします。
また、外国語の扱いですが、学部によって外国語の位置付けが結構異なるらしく、「外国語のAとBどうする?」と他の学部の子に聞いたら、「え、そんなのないけど」的なすれ違いがおこりました。
授業の時間割は、英語以外の言語によって変わるそうです。第二外国語のクラスメイトが、高校のホームルーム的な扱いになる見たいです。
(外国語については入学後元気があればまた追記します。)

導入演習について
法学部では、入学書類の段階で、導入演習の授業を第7希望まで選んで出す必要があります。私は、バイトのことを思って、シフトの時間と被らないように第7希望まで選択しました。(シラバスで、開講されている時間や曜日を知ることができたので)この選び方が功を期したか否かはまた追記します。

入学手続き要項には、帰国生の人は、卒業証明書の提出は不要との記載があったのですが、後日提出するように電話をもらいました。私は書いていないですよねと抗議したのですが、結果出すこととなりました。なので、卒業証明書や成績証明書は一応受験後もとっておいた方が良いでしょう。

マイルストーンエクスプレス
早稲田大学生なら高確率で知っているであろう早大生のための総合情報誌です。今年(2023年度版)から、紀伊國屋書店でも扱われるようになりました。国分寺店でのみの発売ですが、紀伊国屋書店ではお近くの紀伊国屋書店まで手数料、送料無料で取り寄せることができます!私はこの制度を利用して、新宿店まで取り寄せました。かかる日数はだいたい、1週間から10日です。(私は国分寺から新宿だったので、4日位で届きました。10日の午前中に電話して、14日の午後に届きました。)お近くの紀伊國屋書店に電話して(マイルストーンはkinoナビで検索がかかりません。検索にかかると、全部自分でネットで完結するので、便利なんですけどね。)国分寺店で販売しているマイルストーンエクスプレスが欲しい旨を電話で店員さん伝えてあげましょう。電話番号(SMSが使用できるもの。)と名前を伝えたら、大丈夫です!受け取る時は、何階(新宿本店の場合ビル1棟紀伊國屋なので、階数が重要になってきます。)で扱ってもらっているかを確認しましょうね。以上。紀伊國者書店大好き民からでした。

紀伊国屋書店からのSMS

総括

私は他の受験生と違って、某予備校でのびのび勉強していたので正直知識の詰め込みとかはあんまりしませんでした。事前に先輩の合格体験記などを読んで色々な先輩も、「論点」や「新書」を読むべきだと言っていたとは思うのですが、1冊も読み切れず、正直小論文は全部自分の思考や価値観で乗り切りました。これが良かったのか、悪かったのか私には判断できません。しかしそういう人もいるんだなというところだけ、それでもなんとかなることもあるから、あんまり自分を追い詰めすぎないで欲しいという願いを込めて、書いておきます。決して、私と同じ勉強の仕方をしたから受かることを保障するものではありませんし、私は運が良かった、早稲田と縁があったのだなと今は思います。

付録- 自分が使った予備校以外の本まとめ

1.思考力改善ドリル: 批判的思考から科学的思考へ- 植原 亮著
QuizKnockと学ぼう勉強LIVEで河村さんが読んでいたので購入。受験に役立ったかは不明だが、思考の仕方を変えたりするという意味では有益だと思う。購入当初は、他大学の受験時の面接で最近読んだ本を聞かれたら、この本を答えようと思っていた。結局面接で本は聞かれなかったので、使用機会は無かった。

2.読解 評論文キーワード 改訂版 ――頻出270語&テーマ理解&読解演習54題 (教科書関連)-斎藤哲也著
日本の高校にいた時に、貰った(購入した)。ドイツでも暇な時に眺めてた。前述したように全部をちゃんと読み終わらなかったけど、語彙力とかはこれで鍛えられらような気がしている。結構おすすめの一冊。(私はこれより古いバージョンを使っている。内容に大きな差はないと思う。)

3.読むだけ小論文 基礎編 パワーアップ版 -樋口裕一著
某予備校で流行った一冊。流行の一端は私が握ってると勝手に思い込んでいる。知識を入れるため、或いは任意の社会問題の一般回答を得るのには良い一冊で、どうしても書くことが思いつかない時に重宝していた。ここから全て意見を持ってきたわけではないが、社会問題がかなり平易な言葉で書かれていて分かりやすかった印象。買ってから、いつも持ち歩いていて、最早お守り代わりと化していた。絶対とお勧めとは言わないけれど、書店やAmazon少し立ち読みしてみて良いな、自分の価値観と合いそうだなと思ったらおすすめ。小論文はやっぱり影響されすぎもよくないので、全面的におすすめとは言わない。あくまで知識のために購入を薦める。私は、読むだけ小論文 基礎編 パワーアップ版 、小論文これだけ!法・政治・経済編、読むだけ小論文 法・政治・経済・人文・情報系編 パワーアップ版の3冊を購入し読んでいた。

終わりに

ここまで長々と読んできた貴方へ。読んでくれてどうも有難う。少しでもお役に立てたなら幸いです。あくまで、私の体験であり、全部を参考にすることは不可能であり、私としてもそれが本質ではないと考えています。貴方の不安が少しでも軽減されたら、貴方の好奇心が少しでも満たされたら、それだけで私がこの文章を世にだした意味があると思います。どうか、貴方のこれからの人生に少しでも役立てていますように。

誤字修正や、追記はするかと思いますが、基本的に内容変更はしないつもりです。気分を害された方がいましたら、悪しからず。質問等は、TwitterのDMやこの記事のコメントでどうぞ。TwitterのDMの方が返信は早いかと思いますが、コメントの方が何についての質問や意見かが分かりやすので、使いやすい或いは分かりやすい媒体でどうぞ。誤字の指摘は受けますが、誹謗中傷の対応はしません。その他、記事の使い方は別記事「スズキがスズキであるために」の最後を参照の程。

それでは、また別記事でお会いできたら。

2022/11/10     スズキ
2023/3/12         追記済


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