帰国子女と書類集めについて
ご機嫌麗しゅう。スズキです。
今回は帰国子女にとって、とてもとても大事な書類集めについて書いていきます。あくまで参考程度とはなりますが、困っている方の支えになれればと執筆しています。毎度のことながら、誹謗中傷などはおやめいただき、私の100%善意で公開していることを念頭においた上で読んでいただければと思います。そして、以下の書類は全て、海外在住時にもらっとくべきものを書きました。日本帰国後でも間に合う書類は省いてありますので、これを見て出願準備をしてはいけません。
成績証明書
一般的に出願する際にどこの大学も必要としているであろう成績証明書。10枚もらいました。その後、国公立はサインが校長先生のものじゃないといけないという情報を聞き、追加で3枚もらいました。(結局国公立は受験してないので、3枚分は使いませんでした。)なので、結局13枚もらったことになりますね。先生に事前にこういう書類を入れているからねとpdfをもらっていたのにも関わらず、心配性すぎる私は貰ってすぐ、1枚開けました。使用したのは、4枚です。私は、以下のように書いてもらいました。参考までに。
Transcript
それぞれのsubject毎に、A+〜Dまででの評価。入学してから、卒業年度分までの4年分。それぞれ、Term1, Term3, End of year/ また、各Term毎のTotal Score。
学校に入学した日にちと、卒業年度、High School Diplomaの取得年度と月。ABC Scaleの説明、IB Scaleの説明。(IBのものはあくまで説明だけでした。)11年生の成績が低かったのを気にしてくれてか、最後の注意書き的に、11年生のscoresはIBのために学校内でつけてると書いてありました。(IBのためだから厳しめについてるよってことを説明できるようにだったのかな。)
Grade Conversion Matrix/ Teacher Marking Reference
External Exam SchemeでIGCSEとIBのGradeの比較、学校の点数との比較、Transcriptに書いてあるA+〜Dまでのとの比較、Distinctions、Transcriptを見た時に、その人がそれぞれでどれくらいの成績を取っているか確認できるような資料です。
Student Information
誕生日や、性別、国、いつから入学したかと、学校についてが書かれていました。それから、成績表を発行した先生の名前や、position、いつ書いたものか、サインと学校のスタンプが押してある紙です。
以上3枚の紙をクリアファイルに入れた上で、封筒に入れて、書いてもらった先生のサインと学校のスタンプ、その上にシール(セロテープ)で止めてもらって書きました。
卒業証明書
此方もどの大学にも提出するであろうものですね。私は、貰えると勘違いしてしていた結果、ぎりぎりにもらえないことが発覚して大変焦りました。無事に貰えてよかったです。卒業式の日に先生からもらいました。こちらも、10枚と、校長先生のサイン分の3枚で、合計13枚もらいました。フォーマットなどが無かったので、どうしようとTwitter民に相談したところ、優しい彼が、慶応大学のページの卒業証明書のテンプレートなら大学名が書いてないからどこの大学にも使えそうだよ〜pdfカウンセラーに送って書いてもらってもいいかも!!と答えてくれました。ということで、私の卒業証明書は全て慶応大学のものをお借りしました。唯一早稲田大学のものは早稲田大学のものを書いてもらいました。Twitterやっていて良かった。もし、フォーマットがない大学の人は参考までに。責任は取れませんが。
TOEFL直送
多くの帰国子女の皆さんが何かしらの英語試験を頑張っていると思うのですが、(みんな偉い)アナログな形で提出もするの、え?と思った方も少なくないのではないでしょうか。少なくとも私は、なんでデジタルで見れるのに紙でも提出が必要なのやら、と思った一人です。しかし大学側にも何かしら事情があるのでしょう。ここは日本の大学に入学するための試練なのだ、と目を瞑りましょう。直送画面はここを送れば大丈夫です。みんなが頑張った試験をしっかり大学側に届けて、評価してもらいましょう。よく考えたらこれは日本に帰ってからでも十分間に合う作業でした。折角書いたので残しておきます。
自分の画面のスクショは怖すぎるので、文字で書きます。分かりにくかったらすいません。
Test Appointment Details # が載っているページ、Score Recipients で直送されているかを確認したいのだと思う。他の大学の名前写っているけど大丈夫かなと不安に思われるかもしれませんが、私はそんなの知らないんだ!と勢いで送りました。(もし任意の大学だけで出力できる方法を知っていて、ここに書いてもいいよという方がいたら、是非教えてください。追記します。)、 Test Taker Score Report (顔が載っていて恥ずかしかったです。)以上2枚またはさ3枚があれば大丈夫だと思います。
推薦状
慶應義塾大学を受験する方は必要かと思います。私は慶應義塾大学は受験してないのですが、津田塾大学を受験するために書いてもらいました。推薦状には直筆のサインを添えてもらいましょう。私の友達でサインがなくて焦っている子がいました。中の推薦状の最後に一筆、封筒のスタンプの箇所にできれば一筆。その他については、しっかり大学の募集要項を読み込んで、書いてもらいましょう。私は津田塾大学に向けて書いてもらったのですが、結局使用しませんでした。折角先生がとても良い内容で推薦してくれてた且つ時間をかけて良い物を書いてくれたのに申し訳ないことをしたと思いましたが、使わなくても満足できる大学に合格できて良かったのだと今では思うようにしています。それから、推薦状はなるべく早い段階で、且つ心配であれば複数の先生に頼んでおくのも手かなと思っています。
日本の高校の在籍証明証
もし日本の高校に少しでも通っていたら、日本の高校に電話などをして、在籍証明証か、成績証明書を発行してもらってください。以外と多くの大学で必要です。私は本当に焦りました。発行不可であればできない旨を書いた手紙などを一筆してもらいましょう。他の書類同様少し多めにもらっておくのが大切です。また、不安であれば大学側にも確認しましょう。大学によっては直送を求めてる場合もあるので。日本だからすぐ行けるから大丈夫ではなく、発行までに時間がかかる場合もあるので、早め早めの行動が大事です。それから、私は日本の高校を信頼していたので、事前に中身を開けたりはしませんでした。私は8枚もらいました。確か、1枚300円だった気がします。(ここはだいぶ曖昧です。)
余談
これは完全な余談ですが、書類の大きさなのですが、できれば角2の封筒に収まるものが良いかと思います。私は角2の大きさでもらったので、毎回出願時に書類を折るまたは少し大きめのものに入れなければなりませんでした。もし指定ができるなら、参考にしてみてください。友達は3つ折りに封筒サイズが多かったような気がします。
また、サインと厳封に関してはしっかり見てください。厳封とはとなった場合は、早稲田大学の要項にある図形が分かりやすいかと思います。私は「sealed with official school stamp and your sign」とお願いしていたのですが、最初、何言ってるんだこの子はという顔をされたので、英語有識者の方、正しい言い方を教えてください。あとの書類は日本に帰国してからでもなんとかなるはずです。
以上が私がした書類集めです。書類は本当に大事なので、納得がいくまで先生と話、何かあった時のために2人くらいに同じ話を通しておくと安心です。もらった後は、必ず1通は開封して本当に正しいか確認してください。発行にお金がかかることで躊躇してしまうかもしれません。私は1枚5€で、合計45€かかりました。(1枚までは無料でした。)しかし、これは先行投資だと言い聞かせて、親御さんなどにお願いしましょう。未来のためなら、話を聞いてくれるはずです。また、書類を書いてくれた人、或いは学校側とは帰国後もしっかり連絡が取れるようにしましょう。私は、帰国後、不備で、(大学側の要項と合ってると思ったらあって無かったという事例があったので)何度か連絡しました。
最後まで読んでくれてありがとうございました。少しでも貴方の役に立てたなら幸いです。
スズキ
11/25 2022
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