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予備校と私

ご機嫌麗しゅう。少し、いや、かなり日があいてしまいました。スズキです。覚えていますでしょうか。

此方の近況としては、大学生活が始まり、友達を作ろうと頑張ったり、サークルへの入会を悩んだりと、遊ぶことばかり考えている。勉強も頑張りたいと思います。

さて、これから受験を控えている多くの受験生で、私のように心配性な人は、もう予備校について考えている時期だと思う。(現在は2023年4月22日)何を隠そう私は、某予備校に、2月14日には入塾を済ませていたからである。流石に気が早かったぁと、今メールのログを見て少し驚いている。
流石にこんなに早いうちから入塾する必要があるとは言わないが、私のように同じ高校に日本の大学に進学する人がいなく、予備校について相談する合相手がいないという悩める受験生の不安を少しでも解消すべく筆をとる。(相変わらず、前置きが長い。)

某Twitterユーザーさんに対抗して書いているわけではないです。対抗じゃなくて、触発されただけです。

最初に、予備校に入る前には、その予備校が開催してるイベントに参加しましょう。入塾費が免除になったり、そうでなくても受験に必要な情報が手に入ることが多いです。入塾しないだろうなと思う塾にも、行くだけいきましょう。参加費無料且つ、資料も現地まで無料で届けてもらえるのことが多いので。資料は宝です。それから、特待生制度はだめもとでも申請し得です。私は絶対通らないと思っていたけれど、チェックボックスにチェックを入れるだけだったので、とりあえず申請だけしました。結果はだめでした。

翻って、多くの帰国生の先輩、同輩方がなぜ予備校に入ったほうが良いかについては沢山書かれているので、そこについては割愛します。同じことを書いても見る側も書く側も意味がないのでは、という気がするので。私からは、どの予備校に通うか迷っている人に向けて、Y予備校について、どんなところが良くて、逆にどんなところが私にとってはマイナスだったのか書いていきます。

良いところ11選

面倒見がとても良い

面倒見がとても、非常に、かなり良いです。本当に、面倒見の良さで選ぶなら、業界随一だと私は思っている。(他の塾に通ったことがないので主観でしかないけどね。)

担任の先生は帰国前から親身になって相談に応答してくれるし、受験前の資料の確認は最後まで一緒にしてくれるし、メンタルヘルスのケアもしてくれる。

私は、冗談じゃなくて、帰国前不安過ぎて、5通以上は確実にメールしてる。他の子に聞いたら、私以上にしてる人はいなかったけど、不安だったら
なんでも聞いたほうが良い。帰国してからなんとかなる時はなるけど、ならない時はならない。(当たり前)特に帰国勢は、受験期に海外の学校が夏休みで連絡つかないがありがちなのでね。

受験前の資料の確認を最後まで確認してくれるっていうのは、封を閉じるとこまで一緒にやってくれるってこと。事務所みたいなところがあるんだけど、そこで、自分の担任の先生が、募集要項を見ながら、書類を一枚一枚確認してくれる。なんなら、糊とかも貸してくれる。
毎年、出願書類を見てくれるプロだから、一緒にやってもらえるのは心強い。担任の先生がいない時は他の先生も見てくれる。
近くに郵便局もあるから、友達と一緒に「簡易書留速達で」って出願に行ったりしてたよ。自分の受験が終わった後、友達の出願に付き合ったり、当時好きだった人が、郵便局に行く前に、雨もうすぐ止むみたいだよって態々天気予報調べて、教えてくれたり、思い出すと色々あったなぁ。

メンタルヘルスは、私が勝手に思ってるだけかも。私は2期になる時に、クラスが1組から2組に落ちたんだけど、プライドがとても高かった私はそんな自分がどうしても許せなくて、辛い、しんどいって話を友達にずっとしてたら、それを偶々担任の先生が聞いてて、慰めてくれたってだけの話なんだけど、なんか一人一人大切にしてくれてるんだなって嬉しかった記憶がある。

後は、大学に書くメールの書き方とか、web出願を一緒にしてくれたりとか、細かいとこまで、過保護なくらい手伝ってくれる。出願に関してはまじで、心配することなく、勉強に専念できる環境を作ってくれるよ。

過去問が充実している

これは他の予備校も同じかもしれない。私が通ってた予備校では、過去10年分を自由に閲覧、回答することができる。現代文、数学に関しては大体のものに答えがある。(数学は一部なかった気がする。)過去問を公開してない大学で、その年に受験生がいない大学の過去問も無い。それでも、結構あるので、充実しているといって差し支えないと私は思っている。私は、過去問を解きまくっていたので、同じような形式を探して、受験予定ではない大学のものも解いていた。そして、プリンターを無料で使えるので、印刷し放題!紙で解けるって結構重要だと私は思ってる。

本が沢山ある

論点、新書、赤本、辞書、教科書、等々結構書籍も充実している。文芸書とか文庫本とかはないけどね。予備校が出版してる過去の小論文ノートもあるよ。どれも無料で読めるし、図書によっては借りられる。面接でどんな本を読みましたか?の題材するために読むもよし、興味に応じて読むもよしって感じ。「論点」が読めるのは個人的にはとてもでかいと思う。ただ、私が再三勧めてる「読むだけ小論文」は入らないと思うな。なぜなら、その本を嫌っている先生がいるからだよ。

大学のパンフレットが見放題!

志望理由書を書くのに、大学のパンフレットを見るのは必須だと個人的には思うんだけど、紙だと重いし、何校も受ける人は、受ける度に資料請求するのも大変だよね。勿論、ネットで見れる時代ではあるけど、それでもやっぱり紙がいい時ってあると思う。そんな時、予備校ならいつでも見られるから、おすすめ。

過去の先輩が残してくれた丁寧な面接シート

面接で聞かれた質問とか、面接の形態とか、面接を終えた後に、受験生が書く用紙があるんだけど、どの先輩も丁寧に書いてくれる。なので、とても内容が充実してるし、私自身もとてもお世話になった。私も、丁寧に書いたつもりではあるので、是非役立ててくれたら嬉しい。

チューター制度

これもどの予備校にもある気がする。特筆して優れているとこが見つからなかったので割愛。他の大手と大して変わらないと思う。でも、良い人が多い。面接の練習とかめっちゃ付き合ってくれるし、面接の練習以外にも、普通に受験の相談とか、大学生活の相談とか乗ってくれる。

新聞が読める

新聞のブランドは忘れちゃったけど、(ドラえもんがいたから朝日かな、、、、恐らく)朝刊、夕刊、ともに此方もただで読めるよ!私はやってなかったけど、友達は新聞の要約とかやってた気がするよ。偉すぎるね!私は友達と偶に社説を読んだり、主にドラえもんの豆知識クイズをしていたよ。

立地が良い

新宿まで歩けるし、(私は友達と紀伊国屋書店に行くとか、映画に行くとかしてた)代々木駅のほぼ目の前。郵便局も近いし、ココカラファインも、ファミマも、セブンも、スタバも、まいばすけっとも、全部徒歩圏内。最強すぎる。

寮がきれいらしい、、、、

私は部屋に入ったことがないから、わからないけど、友達の写真を見た限りは、すごい綺麗だった。ご飯も別に不味いわけじゃないらしい。でも、飽きるし量多いとか、、、まぁ近くにスーパーあるから問題ないと思うよ!ごめん、寮情報は分からなすぎるから、あまり何も言えない!

本部タワーが綺麗

国際校舎の自習室は趣があるけど、本部タワーの自習室は最先端でとても綺麗。私も何度か利用してた。空中庭園っていう場所も入れるので、そこでみんなでお昼食べたりしてたよ。懐かしいね。

充電できる

自習室にコンセントがあるので、コードを持っていけば充電ができる。とても便利。携帯を充電し忘れがちだった私はよく携帯の充電に利用してた。

以上11項目を挙げておきます。また思い出したら、追記する。一番は面倒見の良さかなと私は思う。

ここが合わなかった7選

勿論、良いところだけじゃなくて、私的にここは合わなかったなぁと感じたところもあげておくね。

小論文は一日一枚

小論文添削システムがあるんだけど、一日一枚までしか見てもらえないよ。友達はこれは昨日の分でとか、受験の前とかはこっそり日付を誤魔化して二枚とか出せる時もあるけど、原則一枚までしか出せない。これの難点は、できるだけ見てもらいたかったら、毎日来ないといけないってことだよね。流石に遠いとそれは辛い。オンラインで出せるようにするとか、遠い人は二枚とか許して欲しいのが本音。でも、一日に二枚も三枚も書ける人はそうそういないかもしれない。因みに、授業のものはカウントされないから、授業で書いたから、家で書いた分が出せないとかはない。

面接練習が始まるのが遅い

あんまり覚えてないけど、面接練習が始まるのが若干遅めだった気がする。まあ、誤差の範囲だとは思うけどね。

小論文の採点にぶれがある。

同じ人が採点してるわけじゃないから、同じ内容で書いたのに、評価が違うとか、採点官に直されたところを意識したら、別の採点官に、前自分が書いていた方式にした方が良いみたいなアドバイスが書かれることもある。結局どうすればいいのさ!ってなる。まぁ、受験の採点官は知らない人なわけだから、逆に良いともいえるかもしれない。

チューターは大学生

チューターは大学生でプロじゃない。勿論、担任の先生ともできる機会はあるから安心してね。でも、普段の面接官役の多くは大学生、大学院生だよ。だから、アドバイスも信じすぎはよくないかもね。(自分がやるかもしれないから、ハードルを下げたい)でも、私を担当してくれた人はみんなとてもしっかりしていたから、問題はないと思うよ。実際、私もそれで成果を出しているので。

馴染めないと地獄

どの予備校でもそうかもしれないけど、馴染めないと地獄。私は、なんか最後交友関係がうまくいかなくて、しんどかった。寮が一つだから、寮生が異常に仲良かったり、(寮生の話に高確率でついていけない)アメリカ組は昔から知り合いだったりして、結構仲良しじゃね?みたいな人が多かったかも。まぁ、馴染めない人はどこでも馴染めないし、受験の時に、友達作りをメインにする必要は絶対にないので、これがマイナス要素になるかは分からないけどね。当然だけど、自分とペースとか価値観の合う人、合わない人っていて、受験の時に受験的価値観が合わないと非常に自分の受験に悪影響なので、合う人がいればいいなくらいの気持ちで交友関係は臨んだ方がいい。
合わなくても、落ち込まない、合わせない、気にしすぎない。大学入れば友達なんてきっとできるし、友達っているに越したことは勿論ないけど、いなくてもなんとかなる。予備校の友達で人生は絶対決まらない。大丈夫!!!!(私はとても苦しんだ側の人間です。)今でも、帰国生同士仲良いとこは仲良いんだろうし、私も何人か(片手で足りる)とは連絡とってるけど、自分のメンタル擦り減らしてまで、仲良くする必要はなかったなぁって思う。

Wi-Fiがない

私の記憶だと、Wi-Fiがなかった気がする。あっても脆弱だったんじゃないかな。パソコンは置いてあるものが利用できるから、ウェブ出願で困ることは
ないけど、自分のパソコンを使いたい時は、携帯のネット共有とかポケットWi-Fiとかないと困る。日本に帰って間もない頃の携帯の契約って悩むし、受験終わったら、一旦海外帰ろうとか思っている人に、これは結構辛いんじゃないかと思う。
追記)自習室にはあったかもしれない。というかあった気がする。友達が自習室のWi-Fiで、iPhoneの更新してたの思い出した。でも、絶対って保障はないし、ない時期もあったはず。

模試の後、クラスから出れない

IBとか、インターナショナルスクールの試験って終わった人から順次解散なことが多いよね。しかし、予備校ではテストが終わるまでは、その教室で勉強。それが、以外と私にとってはストレスだった気がする。優しいチューターさんだと、終わる時間に戻ってきてくれたら、いいよみたいな人もいるけど、基本は、終わってもその場で自習。その後に授業が無いとただただ帰るのが遅くなるだけだから、苦痛だったなぁ。最後のほうは御手洗い行くふりして、自習室行ったりして、他のクラスの友達と話してた。

以上7項を挙げておきます。

講師について言及しなかったのは、講師って人によってどうしても相性があるから、良いとも悪いとも言えなかったからです。真似して欲しくはないけど、私は嫌な先生の授業は出てなかったし、全然授業切って自習室で自習してた。

おまけ

おまけとして入りきらなかった小ネタを書いておきます。お時間ある人は読んでください。自己満で、思い出を風化させたくなかっただけ。思い出したら追記方式で。

帰国前の事前課題があると思うのだけど、やってもやらなくても大丈夫。時間に余裕があればやったら良いと思う。帰国してから使うとかは特に無いし、意外とやってない人いる。

小論文で選ばれなくても合格する時はする。私は、一回だけ、先生に最後まで残すか迷ったという言葉以外、評価されたことがない。選ばれたことは勿論無いし、評価も別に高くなかった。

終わりに

さて、どこか一項目でも役に立ってれば嬉しいんだけど、どうだろうか。予備校は受験において結構重要な立ち位置を占めると思ってるから、これを読んだ受験生のみんなが、自分と相性の良い予備校に出会えることを願ってるよ。

因みに、勝手に思ってるのは、私が通ってた予備校は、自分から積極的に制度を利用しまくれる人におすすめ。逆に、義務的に何をしたらいいか一つ一つ提示してもらいたい人、または、自分で全部管理するのが苦手な人にはおすすめしないよ。私が通っていた予備校は手取り足取りお世話するというよりも、これだけあるから、好きなもの使いな!言ってくれたらできるだけサポートするよ!って感じのスタンスで、自分でどれだけあるものを利用しまくれるかにかかってる気がするね。

それでは、また別の記事でお会いできたら。

過去記事とか見てたら結構文体とかこの記事と違った。どちらも私です。

スズキ
22/01/23


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