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TOEFLと私

ご機嫌麗しゅう。今回はTOEFLについて書いていきたいと思います。正直こういうのは、TOEFL100持ってます!とか満点です!みたいな人が書くべきでだとは思うのですが、私もTOEFL ibtを頑張った1人として備忘録的に一応書いておきます。

(追記)方式が変わるみたいね。あくまで、2022年〜2023年3月辺りに受けてた人の記事なので新しい方式で挑む人は参考までに。22.04.2023

結果

結果の表
グラフにしてみた

見てもらえば分かる通り決して、私の成績は決して「良い」とは言えません。某サイトによると日本人の平均点は70点くらいだそうなので、ぎりぎり平均に乗れているかなといったところだと思います。それでも、この結果だけ見て「あ、この人帰国生だな」とはなりませんね。こういう人が以下を書いていることを念頭に置いてください。つまり、勉強法とかに絶対的な信頼を置かないで欲しいということです。余談ですが、私は会場でいつも4択の中で迷っていました。

さて、書いておきますと言っておきながら何を書いていいのか分からなくなってきたので、Q and A 方式で私が受験期間に知りたかったことを書いていきたいと思います。気になるものだけでも見ていただけたら、幸いです。

Q1 reading はどんな勉強をしていたの?

A . まずは、一般的なもの、つまり勉強方から答えていきたいと思います。私は、日本の文法書をやったり、Essential Grammer in use をやったり、単語帳を覚えてたり、色んな人のブログを読み漁ったり、youtubeを見たり色々してきましたが、その中で最もTOEFLの成績が上がったと感じたのは、やはり「過去問演習」です。これはこの後、全てのタスクについて言えます。それを前提としてまずreadingについて書きます。
reading は毎日reading のタスクを読んで、1問は答えるを繰り返していました。毎日1タスクはきつかったので、私にはできませんでした。そのかわり、類語の問題は本当に沢山数をこなしました。ネットから拾ってきた類語練習用の問題(短い文章と任意の単語に線が引いてあって、その単語の類語を4択で答えるもの。)を解いて、できなかった単語は類語の単語同士をノートに写して何度も見直していました。類語演習のおかげで、本当にreadingの類語選択の問題はギャンブルから抜けだせたような気がしています。また勉強中、分からない単語がでてきたら、全て調べて日本語訳と一緒にノートにまとめていました。(類語や)単語に関しては、TOEFL用の単語帳を酷使していました。 TOEFLの勉強をしたことがある人は結構な割合で知ってるであろうオレンジの表紙のやつです。(同じ会社のピンクの過去問も購入しましたが、あまり使いませんでした。ETSの過去問も買わなかったので、本当にネットの中でなんとかした感じです。)

Q2  listening はどんな勉強をしていたの?

A. YouTubeで過去問を解き続けていました。それ以外は本当に何もしていません。listening は英語を毎日学校で聞けるという特殊環境にいたから、週末だけyoutubeにある過去問をひたすら解くでも乗り切れたかなと思っています。(過去問はyoutubeで検索すると本当に沢山出てきます。あまり古いものだと形式が違うかもしれないので、私はできるだけ最新のものを聞くようにしていました。)listeningといえばメモを取る、取らない論争が勃発しますが、私は問題によって変える派でした。聞き取れそうなものは、取らないし、聞き取れなさそうなものは、取るのように変えていたので、どっちの派閥にも属していません。傾向的には、大学教授と学生の学校生活パートはあまりメモを取っていた記憶がなくて、教授の講義は取っていた記憶があります。また、分からない単語が多かったので、カタカナをよく使っていました。

Q3 speaking はどんな勉強をしていたの?

A. ちゃんと勉強した記憶に乏しいです。他の勉強を頑張っていたので、正直そこまで手が回りませんでした。学校で英語で話さなければいけない環境にあったのでそこで鍛えられていたのかもしれません。強いていてば、一応話す時のテンプレートを用意していたのと(しかし、本番は焦るので用意していたテンプレート通りに話せたことは殆どありません。最早、お守りと化していました。)、接続詞(First, とかTherefore とか)を意識して使うようにしていました。また、本番は高確率で話終わらなかったです。タイマーを見て、あ、やべって思ったら、とにかくまとめに入るという無理矢理なやり方を貫き通していました。

Q4 writingはどんな勉強をしたの?

A. writingは学校の英語の先生に毎日とまではいきませんが、英語の授業がある時に、多い時は週4回のペースで添削してもらっていました。また、TOEFLのエッセイだけでなく、学校で書く全てのエッセイを気合いを入れて書いていました。テンプレートも使っていました。本番になると緊張して、テンプレートが分からなくなったりするので、テンプレート通りに書くぞという気概でいるというよりは、あくまで参考程度にするぞと心に留めていました。とにかく英語を書く。それから、色んな事柄に関心を持って、どんなトピックが出ても何かしら書けるようにしていました。

Q5 会場にはどれくらい前に到着するべき?

A. 会場についてから、同意書みたいな紙を書いたり、写真を撮ったり、本人確認をしたり、お腹が空いていたら、何か軽食を食べたり、最後の復習をしたり、色々していたので、会場には試験開始45分前を目処に行っていました。ETSからのメールにも30分前には来てねとあるので、それ位が丁度良いのかなと思います。

Q6 会場到着後の流れを教えて?

A. 私はドイツで受験だったので、他の国はまた違ったり、ドイツも場所によっては違うかもしれません。あくまでこれは一例です。
まず同意書みたいな紙を書かされます。名前を所定の位置に、住所、電話番号(これは感染症が流行っていた頃だったからかもしれません)を空いている所に。それから、visaを持ってるか見たいな質問にチェックを入れたような記憶がありますが、かなり朧げのため信憑性は薄いです。お役に立ち切れずすいません。
その後、中に入り、パスポートチェックを受けます。名前を呼ばれるまでは、荷物を整理して、ロッカーに預け入れたり、(ロッカーの鍵が貰えるのは入場と同時か、パスポートチェックの時に貰えるかの二択でした。)最後の復習をしたりします。試験中の休憩時間は勉強できないので、最後の勉強時間になります。有効活用できたら嬉しいです。私はできませんでした。ここで、ロッカーにスナックを預けると面倒臭いので、試験会場と控室が別で、試験間の休みに控室に戻れる場合は、スナックを控室に出しておきましょう。それから、スマホの電源も落とすことを忘れずに。スマホは絶対にロッカーに預けなければなりません。この間にお手洗いも済ませられるとベストです。全員のチェックをするので案外時間があります。
パスポートチェックでは何か聞かれたような、聞かれなかったような曖昧な記憶です。ただすごく困った覚えはないので、何か聞かれていたとしても、すごく簡単なことだと思います。メガネとマスクを外すように言われて写真を撮ります。私はいつも写真映りがとても悪かったです。パスポートチェックに関して、私はいつもビザのカードで大丈夫だったのですが、(もしもの時のためにいつもパスポートのコピーは持っていた。)他の人に聞くと、絶対パスポートを見せて本人確認をする所もある見たいなので、パスポートは持っていた方が良いと思います。
全員のパスポートチェックが終わると、試験室へ案内されます。私はいつも同じ会場で受けていたのですが、控室と隣だったので、あまり緊張せず、さくっと試験に入れた記憶があります。試験会場ではまず金属チェックをされます。そこから親切な時は、席まで案内してもらえますが、大体は自分で席を探さなければなりません。自分の顔と名前が表示されているパソコンを探します。
試験室には、ビザまたはパスポート(必須)、耳栓(任意)を持ち込むことができます。(筆記用具は持ち込み不可です。)私はいつも、耳栓を持ち込んでいました。特に高いやつを使っていたわけではなく、飛行機に乗ったときにもらえるアメニティーの耳栓を使っていました。練習の時から、使っておくと、本番緊張せず使えます。
それから、試験監督に試験中の注意を言われて、試験開始です。ドイツ語でいつもアナウンスされていたので、最初は手を挙げて、英語にしてもらっていたのですが、最後の方はもういいやとなって聞き流していました。(真似してはいけません)
試験前はこんな感じでしょうか。何か質問があれば覚えている限り答えます。事前に雰囲気を知ることができるのと、できないのでは、試験に向かう心持ち全然違いますよね。

Q7 試験結果の直送について教えて

A 直送の申し込みは常にしておいた方が良いと思います。試験結果が絶対期間外だなという時以外は。申し込みの日から、テスト前日の午後10:00までは、4校まで無料で送付手続きができます。受験生の皆さんは是非ご活用ください。これは余談ですが、もし試験日と合格発表日が分かっている状態で直送する大学を悩んでいる場合は、試験日順での直送をお勧めします。後から、直送の追加が有料で可能だということと、受験期間、他の大学から合格を頂いたら残りの大学は受けなくていいかなと思うこともあるので。勿論モチベのため遠い日付の第一志望の大学を直送候補にいれるのも良いと思います!これは私の意見ですが、受けたいけど受けるか未定な試験日が早いチャレンジ校と受けるつもりだけど時間に余裕のある滑り止めなら前者のチャレンジ校を選択した方が良いと思います。私は海外にいる時、後者を重点的に直送していたのですが、結局直送したけど使わなかったなという学校が幾つかあったことや、日本に帰ってきてから、他の受験生を見たり倍率を見て、私ももっとチャレンジ校受けようとなった時に、チャレンジ校の直送手続きをしておけば良かったなと感じたので。日本に帰ってから手続きをしてる時結構日付がぎりぎりになってしまって、試験前にちゃんと直送されるかが心配になった。その他直送についての日程などの詳しい情報に関しては以下の公式のリンクを参照してください。

最後に直送大学の探し方ですが、大学名を入れても出てきますし、番号を入れても出てきます。画像は一例です。

直送画面

Q8 試験後はどうするの?

A. 試験が全て終わり次第、各自解散です。試験を始める時間や、試験のセクションが終わる毎に試験を先に進めることができるので、一人ひとり解散時間が違います。隣の人が終わっているからといって焦る必要も、逆に終わっていないからといって待つ必要も全くありません。

Q9 休み時間はどうしていたの?

A. 控室で、軽食を食べたり、窓の外を眺めていました。勉強ができないという制約上することが無かったので。兎に角、次のセクションに送れることが怖かったです。周りと動きも違うことから、頼れるのは自分だけだったので。ずっと時計ばかり気にしていました。

最後に

さて、色々と書いてみましたが、参考になる箇所はあったでしょうか。これから、TOEFL ibtに挑む皆様の支えになれたら幸いです。今回の体験記は、ドイツのものであることと、個人受験のものであることだけご留意ください。他の国や、団体受験、TOEFL ibt以外のTOEFLに関しては分かりかねます。質問や、ご指摘は毎度のことながら、優しい言葉でお待ちしております。それでは、これを読んでくれた受験生の貴方の点数が少しでもあがり、目標点数に届くことを祈って。

2022.12.18
スズキ



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