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陽を浴びるほど恋愛しやすくなる

恋愛に使えるエビデンス マガジン

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紫外線を25分浴びた男女の恋愛熱が高まった

陽を浴びると恋愛をする気が湧くらしい

イスラエルのテルアビブ大学の研究(※1)で、マウスと人間を対象にして調査したところ、紫外線を浴びるとマウスは発情期が長くなり、性交の回数が増えたことがわかりました。一方で人間はどうだったかというと

男女に25分間日焼けをさせてみると、男女ともに恋愛熱が高まり、男性は攻撃性が高くなりました。

男性の攻撃性はテストステロンという男性ホルモン由来。血液検査によると日光を浴びた男女のテストステロンは上昇していたことがわかりました。夏のほうがこの傾向が強く出ました。

研究者たちによると紫外線を浴びると人間の身体は色素沈着を起こし、日焼けをし、壊れたDNAを修復しようとします。このシステムが性欲も活性化するようです。

じゃあ日照時間の長い国のほうが出生率高いんじゃない?

合計特殊出生率というのは、女性が一生のあいだに産む子供の数の平均です。

紫外線がわたしたちの恋愛、というか性欲を活性化するのであれば、紫外線が多い地域の人たちのほうがよく恋愛と出産をして、紫外線が少ない地域のほうは比較的その度合が低いのではないでしょうか。ということでざっくり調べてみました。世界各国の合計特殊出生率(※3)を比較してみました。

合計特殊出生率とは、英語で“Total fertility rate”、略して“TFR”で、人口統計上の指標で、15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、一人の女性がその年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子供の人数に相当します。

1 位 ニジェール 6.82
2位 ソマリア 5.98
3位 コンゴ民主共和国 5.82
4位 マリ 5.79
5位 チャド 5.65

………と、いずれも赤道付近のアフリカの国々。

じゃあ陽があまり当たらない北欧諸国は……

ノルウェーは202カ国中168位
スウェーデン:147位で1.70
デンマーク:147位で1.70
フィンランド:187位で1.35
エストニア:151位で1.66
ラトビア:156位で1.61
リトアニア:156位で1.61
アイスランド:138位で.175

ちなみに日本は186位で1.36。

ということで出生率には政治的、経済的な要因も考えられますが、ご覧の通り暖かいところはご盛んで、寒いところはおとなしめ、と言えそうです。


テストステロンと社会的成功の関係は微妙

テストステロン被爆率が高いことを示す2D:4D比というものがあります。テストステロンが強いほうが収入も高くなるかも?という研究や論文は多々あります。でもざっとテストステロンと社会的成功の関係を調べてみるとテストステロンが高いからと言って金持ちになるわけではなさそうです(※4)


それでもテストステロンは大切

テストステロンは恋愛だけでなく、やる気、競争力、身長などにも影響を及ぼします。あとモテにも影響があるかもです(※5)。テストステロンが強いとあまり深く考えなくなり、行動力が増すようです。結果、いろいろと(アプローチしたり、挑戦したりなどなどで)モテるみたい。

まとめ

日焼け止めをしっかり塗りつつ、陽に当たって、恋をしよう!

健康にも良いので、陽には当たったほうが良いようです。とくに午前中に20分ほど浴びると睡眠の質があがります。朝ウォーキングをすると良いでしょう。時間がないなら10分程度でも効果があります。


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