2023.2.6 「子供向け」と「子供だまし」の違いが深い!
2月6日(月)
今日は「子供向け」と「子供だまし」は違うよ!という話です。
これは最近聞いた話なんですが・・・
まずは、『コロコロコミック』の編集者の話を紹介したいんですね。これがちょっと深いなぁって思ったんです。
以下、編集者の言葉を少し要約したものを読み上げます。
「子供向け」と「子供だまし」というのは全然違うものだなというのを感じます。
子供向けのコンテンツとは、「大人の自分が本当にかっこいいと思っていることを、分かりやすく伝えているコンテンツ」のことです。
「これは絶対に子供だってかっこいいと思うはず!でもちょっと難しいし、分かりづらいかもしれないから、分かりやすくしよう!」これが子供向けです。
当然、自分がおもしろいと思わないものは、子供にだっておもしろくありません。熱も伝わりません。
逆に子供だましとは、「大人の自分はあんまり好みじゃないけど、たぶん子供はこういうので(この程度で)いいんだろうと思って作られているコンテンツ」です。
なんとなく子供に合わせて作るのではなく、「子供よ、こういうものがかっこいいのだ!!おじさんが教えてやる!!」という気概くらいが丁度良いのです。
子供にとっても、大人にとってもおもしろさ、かっこよさは平等です。
だから名作と呼ばれる子供向けの作品は、大人にとっても、かっこいいし、おもしろいのです。
いかがでしょうか?
確かに、最近のアニメやジブリ作品は、いわゆる子供のために作られているものであっても、大人の我々を魅了します。
そしてこのことは、そっくり、我々の仕事の姿勢にも置き換えられるように思います。
どこか私たちは、なんとなくお客様に合わせた風の仕事をしていないでしょうか?
「このくらいでいいでしょ?」って思っていないでしょうか?
もっと言うと・・・
そんなに頑張らなくて大丈夫だろうと思ってはいないでしょうか?
多分そういった仕事は、いろんな人に見抜かれています。
我々は「そば粉屋」というプロである以上、プロとしての本気の姿勢を見せたいと思います。
それでは今週もよろしくお願いいたします。
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