見出し画像

新型コロナに対する「個人的見解」と「会社のルール」

今日は、新型コロナ対策について、現段階での私の意見を述べたあと、当社として取るべき行動について話したいと思います。

難しいのは、専門家の中でも見解が異なっているので、当然一般人の考え方も異なっていて、そこに感情的なトラブルが生じている部分です。ネットだけでなく社内的にも感情的なトラブルが出ているように思います。

そんな中、私自身経営者という立場から様々なチャンネルで情報を得てきたつもりです。
新型コロナの騒動が始まってから、2年半が経ち、未知の恐怖だったものが、世界の科学者によってその中身がだんだんと分かってきました。
また、これから「BA.5」が流行っていくにあたり、社内でクラスターが起きる可能性も高くなるので、きちんと対策を統一したいと思います。

〇「個人的見解」
なるべく科学的な意見を可能な範囲で確認しているつもりです。

デルタ株以前の新型コロナでは、日本人は所謂「ファクターX」で守られてきました(「HLA-A24」という免疫機能で東大の論文等で発表されています)。
しかしながら、デルタ株以降はこの免疫システムを突破する事が証明され、日本でも感染拡大に至りました。日本のマスク、三密等の対策でもあまり効かなくなりました。

その後、新型コロナの感染経路は、当初「飛沫感染」と「接触感染」とされていて、マスクの着用や手洗い消毒、パーテーション等を行ってきました。しかしながら、最近は感染経路の主体は「飛沫」「接触」ではなく「エアロゾル(≒空気)」という意見が多くなってきました(厚生労働省ではそこまで言い切っていません)。

だとすれば、比較的大きな粒子である「飛沫」には効くマスクも、微粒子の「エアロゾル」には効きません。そば粉を「ザル」ですくう様な感じですから。さらに「エアロゾル」は会話で発生するだけでなく、通常の呼気でも発生するので厄介です。つまりマスクの意味が薄くなり、パーテーションは逆効果ということになります。

しかしながら科学的記述は、我々が分からない部分で前提条件の操作が行われている可能性もありますし、私個人ではその部分は検証できません。結局誰を信用するか・・・ということにもなります。
ということで、若干科学的とは言えないかもしれませんが、今のところ「日本政府や各県が発表している対策を遵守するべき」というのが私の意見です。


〇会社内での「ルール」

以上より、当面の間会社内では以下の事を守ってください

「マスク」
基本的に厚生労働省が「推奨」している方針に従います。
マスクの着用について|厚生労働省
屋外・屋内でのマスク着用について
・屋内で会話するとき →(距離関係なく)マスク着用
・屋内で、会話しなくても2mを確保できないとき →マスク着用
・屋外で、2m以内で会話するとき →マスク着用

ただし・・・
お客様の考え方や世間の反応はまだまだ様々です。当面の間はいろんな場面でマスクをせざるを得ない状況が予想されます。
熱中症には十分気を付けてください。

「屋内換気」
 今のところこれが最も効果のある対策のようです。今も行ってもらっていますが、今後も意識的に小まめな換気をお願いします。

なお、「手洗い」「体温」「体調確認」等の実施やチェックシートへの記入は、コロナ対策というより、食品を扱う会社の最低限のルール(義務)です。HACCPとしても、大手お客様からもコロナとは関係なく以前から求められていた事なので、必ず守ってください。
これを守らない方は、今後会社としてで仕事できなくなるので注意してください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?