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2022.9.5 自分の「賞味期限」はあと何年?

9月5日(月)
みなさんは、自分があと何年バリバリ働けると思いますか?
今日は、仕事における私の「賞味期限」についてお話ししたいと思います。


なんでこんな話をするかと言うと、
私は社長なので、主な仕事は長期スパンの仕事なんですね。
例えば・・・
「新工場の計画」とか「研究開発」とか「品種改良」とか・・・
あるいは、「資金調達」だったり、「人材調達」だったり、「原料調達」だったり・・・。

短期的な瞬発力勝負の仕事ではないので、中長期の計画を考える訳です。
5年後、10年後・・・なんて考えてると、ふと、「自分はあと何年バリバリ働けるのだろうか?」「いつまで時代についていけるんだろうか?」なんて考えることがあります。

特に最近は世の中の進歩がはや過ぎますよね。
私としては、世の中の新しい情報にはなるべくアンテナを高くして、ついていけるように努力しているつもりですが、今の時代のスピードは私の前進するスピードよりはるかに速いんですね。

さらにVUCAの時代です。予期しない出来事がいっぱい起こるので、前例を真似することはできません。
その都度適切な判断をし続けるには、相当優秀で、ストレスにも強くなければなりません。


で、さっきの問いの「自分があと何年働けるか?」なんですが・・・
私の場合、せいぜいあと10年かな?と思っています。
それが私の「賞味期限」だと思います。

今56歳なので、70歳までバリバリはありえないという感じですね。
しかもこれは、「健康」という条件をクリアした状態で10年です。
もし、病気とかなんらかの原因があれば、もっと短くなります。

とするとですね、単純に考えて、私の賞味期限が切れる10年後に、まだこの会社で働いてる方ってそこそこいますよね。


私が、「戦略」をはじめとする仕事のシステムや会社の風土を新しく作ろうとしているのは、私がいなくても自走できる会社にするためなんです。それが経営者としての私の使命であり責任だと思っています。「新工場」もそのシステムづくりの一環なんですね。

「10年」ってとても短いです。
しかも年齢を重ねるごとに、時の流れは速くなります。
冒頭、私の長期スパンの仕事としていくつか例を挙げましたが、実は、それよりも大切な私の仕事は、「社員成長」を促す・・・これに尽きなぁと感じているところです。


それでは、今週もよろしくお願いいたします。


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