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2024.5.1 5月にやることリスト

5月1日(水)
うちの会社の新年度になりました。
スタートの月です。

新工場の建設が来年の4月位から始まる予定なので、今年度から会社が大きく変化することになります。
これから鈴木製粉所は、かつてない金額を銀行等から借りて、かつてない規模の設備投資をする予定です。大きな会社とバチバチのライバル関係になるので、本当の真剣勝負が始まります。

その成功のカギは、見合った実力をつけることです。
それには「戦略」の進捗が運命の分かれ目になります。
今月もやることリストを「戦略」に沿ってお話しするので聞いてください。


①新旧工場
 「新工場の設計の詰め」と「旧工場の効率化」
・補助金について多角的に相談(政治力)
・工場建屋の詳細設計
・実際のオペレーションを考えての設計
 ・粗挽き
 ・夜の自動運転
 ・円滑な原料産地切替え
 ・原料の置場の確保
 ・省力化
・資金調達の打合せ
・本工場効率化の具体的な計画

②お客様との信頼強化
 これからの「営業スタイル」とは?
・お客様にとってうちの存在する意味とは?
・各お店や企業のスタイルを理解して、それに合う商品を提案できるか?
 (インサイトは?お客様の立場で考えられる?)
・しかもお客様と鈴木製粉所とが利益相反せずウインウインに
・原料の知識は?そば粉の知識は?小麦粉の知識は?
 全国の人気店メニューは?売れ筋は?

③営業拡大
 資金がショートしないように増収
・製麺屋さんとの打合せ
・大手のお客様との打合せ(東京、岩手)
・製麺機メーカー、業者間を通じた営業拡大

④デジタル
 すべての業務の効率化のために
・ドロップボックスの深度化、問題点の点検
・会計ソフトの勉強と事務業務の簡素化

⑤農業
 うちの「強み」に
・夏そばの播種(キタワセ、キタミツキ、比較用)
・循環型農業について打合せ(川西)
・農業×web3の可能性(メタバース)

⑥品質管理
 【守り】大手からも認められるレベルに
・そば打ちテストの再考(アイコーニーダ―)
・今とれるデータ(白色度、RVA、粒度)と考察の繰り返し

⑦商品開発
 【攻め】大手と比べて弱い部分なので強くしたい
・手打ちそば店用の最高峰の粉を実現
・粒度に着目した商品開発
・ロール製麺用天保そばの仕上げ
・新しいそば料理の考案

⑧研究開発
 ここも大手と比べて弱い部分(将来増強したい)
・大手から求められている「香り」についてさらに深堀り
・産業支援機構と今後の研究開発について打合せ
 (香り、熟成)

⑨社員成長
 全員のレベルアップをしないと会社の未来は無い
・5/14勉強会
・いろんな勉強ができるはず(みんなで一斉にやらなくてもできる)


ということで、勝負の新年度が始まりました。
みんなで新しいスタートを切りましょう。


それでは今年度もよろしくお願いいたします。


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