2022.12.12 「非連続な変化」持ち込んでますか?
12月12日(月)
今日は、「リーダーに必要なこと」とは何か?
これについて考えていることをお話しします。
私自身が社長というリーダーではありますが、鈴木製粉所には様々な部門のリーダーがいます。さらにこれからもリーダーをいっぱい作っていきたいので、今日の話題は、ぜひみなさんに自分事として聞いて欲しいんですね。
で、「リーダーに必要なこと」とは・・・なんですが、みなさんどんなことが頭に浮かびますか?
まあ、いろいろあるとは思いますが…。これに関して、先日竹中平蔵さんがなるほど・・・という事を話していました。
まず、竹中さんが尊敬している人物ですが、松下幸之助や本田宗一郎といった歴史的な人物と、もう少し近い人物としては、ウシオ電機の牛尾治朗さん、オリックスの宮内義彦さんということでした。
で、これらの人に共通していることがあるって、それが「リーダーに必要なこと」になる訳ですが、これがですね・・・
「組織に非連続な変化を持ち込める人」ということでした。
もう一回いいますね。
「組織に非連続な変化を持ち込める人」
ちょっと難しいですかねぇ?
非連続・・・つまり連続しないことですが、従来の変化の延長線上にない、新しい変化です。
なので、この変化に対応するには、全く新しい発想やパラダイムシフトのような革新的な技術が必要になってくるんですね。
だんだん徐々に変わっていく変化だけで十分厄介なのに、断片的で唐突で急激な変化なんて修羅場でしかありませんよね。持ち込まれた組織はたまったもんじゃありません。
でもまあ考えてみると、そもそも今の世の中は非連続に変化する時代です。
最近では新型コロナ、ウクライナ情勢ですよね。
もっと前は東日本大震災、リーマンショック、バブル崩壊・・・。デジタルの急速な発展や穀物やエネルギーの価格急騰もそうかもしれません。
そんな変化にアジャストしていくには、シンドくても相当の覚悟で組織を強くしていく必要があります。
次の時代に行くチケットを手にするために、私もどんどん「非連続な変化」を持ち込みます。もちろん、みなさんにも私にも、大きなストレスがかかります。
来年の個人目標は、そんなことを意識して考えて欲しいと思います。
それでは今週もよろしくお願いいたします。
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