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2023.12.13 「コネクティング・ザ・ドッツ」という教訓。

12月13日(水)
今日は「Connecting the dots」という話をしたいと思います。

直訳すると「点と点をつなげる」となるんですが、
これは、アップル創業者のスティーブジョブズが、スタンフォード大学卒業式で卒業生に向けて行った伝説のスピーチなんです。


で、「点と点をつなげる」って何??
ってことなんですが・・・

「過去の経験がその後つながることで、その当時は思いもよらなかったことに活かせる」という教訓のような話なんです。
みなさんどでうしょう、何か分かるような分からないような感じですよね。


ジョブズのスピーチをもう少しお話しすると・・・

大学生の時にカリグラフ(西洋や中東などにおける、文字を美しく見せるための手法)の授業で学んだことが、後のアップルでの事業でとても役に立ったそうです。
カリグラフを習ってるときは、後で何かに役に立つというつもりで学んだ訳ではないのですが、後にアップル社でマックのコンピューターを設計している時に、このカリグラフの知識を急に思い出して、マックのコンピューターが、とっても美しいフォントになったということだそうです。
これが、点と点がつながったということなんですね。

ただ将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなんかできませんよね。なので、まずは、目の前のことを一生懸命やりましょう!後からつなぎ合わせられるように・・・という教訓的な話です。

この話のキモは、いろんな経験という点を数多く打つことと、それぞれの経験をとことんやって大きな見やすい点にすること・・・これが大切!ということです。


ちょっと例えがピッタリか分かりませんが、「星座」を考えると少し分かりやすくなります。

宇宙には星座が無数にありますよね。これ全部は使わないけど(無駄で報われない経験も無数にあるけど)、いくつかをつなぎあわせてさそり座とかオリオン座とかができます。それには、星が無数にあること(つまり無数の経験をすること)と、くっきり見える大きな星であること(つまりとことんやった経験)が大切だ!・・・みたいな話です。


どうでしょうか?
つまり「若いうちはとことんいっぱい経験をしろ!」ってことなんですね。

で、もう若くない私たちは・・・
「今日が人生で一番若い日」なので、やっぱりとことんいっぱい経験しようということだと思います。


それでは本日もよろしくお願いいたします。


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