先生が居なくなって初めての学校
いつものように学校に行って、いつもと違う教室に向かう。
学校には先生の姿が無かった。当たり前だけどね。
頭では理解してるけれど、2週間たった今でも感情が追いついていない。
先生の姿が無いのがやっぱり違和感、夢心地、悪い意味で。
受け入れなきゃいけないから生物準備室の前まで行こうとしたけれど先生の匂いすら感じなくなるのが嫌だった。
寂しくて寂しくて仕方がない。静かに涙がボロボロ流れてくる。
視界の端っこに白い影が見えると白衣かと思ってつい視線で追ってしまう。やめたい。
もう1人白衣を着てる先生がいるけれどその人をつい、あっ。と思って見てしまうのもやめたい。
あー。会いたいよ。先生を感じたいよ。
じぶんの中で寂しい気持ちを抑え込んで無理やり明るく振る舞って元気で明るい女の子を演じたそんな一日でした。
ではまたね
おやすみ。
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