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Fordは次世代EV-PFの開発拠点にロングビーチを選定

Fordが進める次世代/安価EVのPF製造拠点がCA州ロングビーチに決まったとのことです。
既に開発拠点はパロアルトにありますが、ついに量産に向けて進むようで、ヒト/モノ/カネを集結させる模様です。
かなりのスターチームで開発が進んできた本PJですが、どんな結果になるか非常に楽しみであります。

1;Fordの次世代EV製造拠点がロングビーチに

 6/26にFordは次世代EV-PFの開発拠点をCA州ロングビーチに置くことを正式決定したとリリース。新しい拠点はFordのSkunkwork-Team(手頃価格EV開発)の事業/開発拠点となる
 ロングビーチ市長とFordは共同で会見/発表を行い、手頃で魅力的なEVの開発に向けて前進していることを強調
 -FordのCEVOのDugField氏は[施設が世界最高のEVと技術開発チームを構築する当社の広範な戦略の重要な要素だ]と述べている
 -市長は[ディアボーン(製品開発)及びパロアルト(グリーンフィールド研究所)と並んで先進的なEV技術/車両の開発拠点となる]として歓迎

2;Skunkworkチームについて

 FordのCEO;JimFerley氏は24/02に投資家との電話会議で[低コストのEV-PF開発を秘密裏に進めていた]と明らかにしていた
 開発は小規模/専業の[Skunkwork]チームが進めており、世界最高のEVエンジニアで構成されていると胸を張っていた。加えて、[彼らは従来とは全く別のアプローチを採り、小型バッテリーや新種の化学薬品を使用したコスト低減を設計/研究している]とした
 チームはTeslaで12年の間開発に従事したAlanClerk氏が率いており、メンバーはTesla/Rivian/Lucid/Appleなどで経験を積んだ猛者が名を連ねる。異なる視点を入れるべくeVtolの知見を入れ込むべくArcher/Joby/Supernalの出身者もチームメンバーに。
 当該PFの特徴は手頃価格なEV実現だけでなく、柔軟性/機動性を兼ね備えており様々なタイプの車両に適用しうる点にもある

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