RivianもNACSアダプタの配布計画を表明
先月のFordに続いてRivianもNACS適合アダプタの配布をリリースしました。
既存保有者に対して4月から発送を配布するとのことで、保有者は15,000ヶ所に上るSC-NWにアクセス可能となります。
1;Rivianによるアダプタ配布
3/18にRivianは既存保有者向けにNACS対応アダプタの無料配布/発送を発表、最終的に有料になるかは不明。発送は4月から開始され、保有台数1台に対して1つのアダプタが割り振られる
現所有者は車両ディスプレイにQRコード付きの通知が表示され、アダプタを予約できる場所を指定可能
現時点でRivianは[RAN(Rivian Adventure NW)]と呼ばれる独自の急速充電NWを保有、424台/70カ所/22州で稼働しているが、TeslaのSC-NWにアクセス可能なったことで充電箇所としては30倍の15,000ヵ所での充電が可能に。
2025年から、Rivianの既存モデルである[R1S-SUV][R1T-PUT]でNACS適合の充電コードを搭載して生産される予定。先般モデルお披露目された[R2-SUV]は2026年にNACS充電ポートを搭載して出荷を開始する予定。小型の[R3ハッチバック]はポートが右後部ドア横に設置、後日出荷予定
2;業界の状況
現時点でほぼ全てのOEMがTeslaの推進するNACS互換性を公表、大概の企業は[24年;アダプタ配布][25年;新車でのNACSコード搭載]とする。アダプタは以前の主流であったCCSとの互換性があり、一時的な弥縫策として各社のEV保有者の満足度向上に資する
24/02に他OEMに先立ってFordがNACSアダプタ配布を表明、当初は無料とするが6/30以降は230ドルで提供する予定
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