天皇賞・秋回顧 展開予想の難しさを改めて痛感しました😩

こんにちは。あきらです。

アーモンドアイが見事勝利し、新たな歴史のページが捲られた特別な日になりました。

アーモンドアイとアーモンドアイに携わった皆さんに心から祝福し、そして同じ時間を生きていることに感謝したいです。

とにかく強い、というより速いと表現した方が私はしっくりきます。
日本競馬を勝つために生まれてきたような存在ですね。

ただ今回の勝ち方は今までと比べるとインパクトが薄いような、ギリギリで勝ったような印象を持たれた方もいるのではないでしょうか。

ピークは過ぎたとおっしゃる方もいると思います。

有馬記念の敗戦、安田記念の敗戦、そして天皇賞・秋のパフォーマンス。
勝ったといっても着差が僅かではそう思われても仕方ありません。

しかし私はそうは感じていません。

その鍵を握るのがレースラップだと考えています。

アーモンドアイが最も能力を発揮する舞台、他馬がどうやっても太刀打ちできない舞台というのは高速決着ですよね。

前半から速いラップを刻み、後半はさらにギアを上げて直線を駆け抜けていきます。
他の馬なら追走で一杯一杯になり直線で脚が上がってしまうところですが、アーモンドアイは速いラップでも楽に追走し直線でさらにギアを上げて他馬を圧倒します。

この条件が揃うと歴代の名馬でもアーモンドアイと渡り合うにはかなり厳しいと思います。

それでは今回の天皇賞・秋はどうだったかと言いますと、道中はペースが緩みました。
そしてラスト3ハロンで一気にペースが上がり直線の上がり勝負になりました。
これはアーモンドアイが最も能力を発揮する展開ではないと捉えていますが、速い上がり勝負が苦手というわけではないのでしっかり勝ちきってくれました。

本当に素晴らしい名馬だと思います。

予想段階でスローペースは予想していましたが、ここまで緩むとは考えていませんでした。
レースラップは逃げたダノンプレミアムのものなので、後続は少し離れたところから追走していたことを考えるともっと遅いペースで走っていました。

2着のフィエールマンの好走はペースが緩んだことが要因の1つだと私は考えています。

フィエールマンは長距離を中心に使われていたので中距離のスピードに戸惑い対応が難しいと予想し無印にしました。
天皇賞・春や有馬記念でも掛かっていたので距離短縮自体は問題ないと思いましたが、経験値の無さがどう出るか不安でした。

しかしペースが緩んだおかげで道中の追走は楽になり、スタート直後に不利もありましたが後方で脚をためて直線で弾けました。
もともと後方から運ぶタイプなのでスタート直後の不利はそれほど影響はなかったと考えています。


有馬記念の走りを見てかなり能力は高いと思いましたが、今回もその能力の高さをまざまざと見せつけられた結果になりフィエールマンに申し訳ない気持ちです😅

単純に距離が短いという理由で軽視するのではなく、展開や脚質等も考慮しつつ予想していかなければいけないことを改めて感じました。
ペースも簡単にスローペースになるハイペースになるだけでなく、誰が逃げてどのようなラップを刻んでいくのかもしっかり予想することが重要だと感じました。

予想をしても当たるわけではありませんが、展開を予想するということは馬の特徴や騎手の特徴も捉えていかなければ出来ません。
馬券を当てる上でどこで走るのか、走らないのか見極めることがとても重要です。

人気やオッズに惑わされることなく、走ってくる馬を見極めて予想ができるようにもっと頑張らなければと思わせる、そんな天皇賞・秋でした。

ちなみに対抗に推したスカーレットカラーは9着に敗れてしまいました。
彼女なりに走っているようにも思うので、単純にこのメンバーで勝ち負けになるような能力がなかったということなんでしょうか。

最後に、気になったのがダノンキングリーの負け方です。
直線で走っていなかったのでまず故障を疑いたくなります。
気持ちの問題かもしれません。

次に何事もなく出走するようであれば調教過程、調教動画を見て体調面の確認をしていきたいと思いました。

私も好きな馬で応援しているのでとにかく無事であって欲しいです。
能力だけならG1で勝ち負けするものを持っています。
出来ることならまたG1で走る彼の姿が見たいです。


いかがだったでしょうか。

今回のレースで予想のクオリティーの低さを痛感してしまいました。
反省点を生かしてこれからの予想につなげたいです。

上位3頭はホントに強い競馬をしてくれたので、これからの活躍にもいっそう注目しなければなりません。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事があなたの予想の参考になれば幸いです。

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