短歌 新作8首 『君という現象』
誰か一人の存在で、目の前が昨日とは違う色に見え始める。
あざやかに輝き出したり、突然に暗くモノクロームに見えたりもする。
そうして自分の体に起こる変化を表すための、相応しい名前を探している。
そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。
第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。
もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。
あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここにある。」と太鼓判を押してくださった、295の短歌で綴った物語です