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牛と暮らした日々-そこにあった句

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俳人である夫-鈴木牛後の俳句と、その背景や生活についての私-Junkoのエッセイです。23年間の酪農生活とそこから生まれた俳句。1年間の連載を終えて完結しました。
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2022年7月の記事一覧

牛と暮らした日々-そこにあった句#13 見られる

白日傘傾ぎ見られてゐる労働  鈴木牛後 (しろひがさかしぎみられているろうどう) うちの…

Suzuki Junko
2年前
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牛と暮らした日々-そこにあった句#14 傾斜地での採草

夏草の刈られてもなほ空に触れ  鈴木牛後 (なつくさのかられてもなおそらにふれ) 私たち…

Suzuki Junko
2年前
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牛と暮らした日々-そこにあった句#15 牧草の味

美味き草不味き草あり草を刈る  鈴木牛後 (うまきくさまずきくさありくさをかる) 「おっ…

Suzuki Junko
2年前
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牛と暮らした日々-そこにあった句#16 放牧技術

我が足を蹄と思ふ草いきれ  鈴木牛後 (わがあしをひづめとおもうくさいきれ) もうすぐ今…

Suzuki Junko
2年前
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牛と暮らした日々-そこにあった句#17 牛とのコミュニケーション

電気鞭音なく振るふ青葉騒  鈴木牛後 (でんきむちおとなくふるうあおばざい) 「ノンバー…

Suzuki Junko
2年前
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