iPhoneの使い方が分からない
iPhoneのカメラが割れた
僕は現在iPhone12Pro Maxという機種のスマホを使っている。2020年11月から使っているので、現時点で3年7ヶ月ほどの利用期間になる。
背面のすりガラスや側面のステンレスの手触りがとても心地良い。
ProモデルのiPhoneは筐体の材質にこだわっており、そこにコストが掛かっているのだから、ケースなんて付けていない。購入して数ヶ月ぐらいはケースに入れて大切に扱っていたけど、「これじゃあすりガラスもステンレスも意味ないやんけ」と気付いてしまい、もう開き直ってケースを外したのだ。
結果、側面のステンレスにはけっこう傷が入っているけど、それは別にいい。機能にはなんの影響もないし、傷含めて「世界に1つだけの自分の相棒」感が醸し出されていてむしろ良い。
ただ問題は、カメラだ。ご存知の通りiPhoneはカメラが出っ張っており、ケースに入れて保護しないとすぐに傷がつく。側面ステンレスと違ってカメラの傷は機能に影響があるので、「むしろ味があっていいよね」とはならない。
僕はケースは付けていないものの、背面にMagSafeでMOFTは付けている。
これを付けるとMOFT部がカメラより高くなるので、iPhoneをテーブル等に置いてもカメラが接触しない。
これでどうにかカメラは守れてきた。
でも先日、MOFTを付けていない状態で少しiPhoneを使い、もう3年以上も使っていることによる気の緩みからか、そのままテーブルに置いてしまった。そしたら一発でカメラのレンズが割れた。
一番上のレンズ(望遠用)が欠けて、中心部が白くなってしまっている。
僕は別におかしな使い方なんてしていない。ただスマホを使い、そしてテーブルに置いただけだ。そっと静かに置いたわけではないけど、ガン!って叩きつけたわけでもない。ごく常識的な力加減でもってポンって置いただけだ。そしたら割れた。
思いっきり機能に影響が出ている。望遠レンズで写真を撮るとこうなる。
全体的に白っぽくなり、黒い斑点みたいなものも点在している。
割れていない通常カメラで撮ったら以下。
これはもう許容範囲外だ。僕のiPhoneの望遠カメラは、カメラとしての役割を果たせなくなった。
iPhoneの正しい使い方が分からない
前々から思っていたのだけど、iPhoneのカメラの出っ張りって、どういう使い方を想定して設計されているのかが疑問だ。ケースに入れて保護する前提の設計なの? これって。でもそうなると、材質へのこだわり、手触りへのこだわりは一体何なんだ?
別に煽りではないし怒ってもいない。ただ純粋に、分からない。裸で使えばカメラが割れて、ケースに入れたらすりガラスとステンレスが無に還る。どうすればいいのか分からない。どうしてほしい設計なのかも分からない。
もしかして、置くときは画面を下に置くことを想定した設計なのだろうか。言い換えると、林檎マークを上にして置く。そして使うときはちゃんと手で持って使う……あ、この使い方だ多分。これがApple的には正解なんだきっと。置いているときは林檎マークと美しい背面すりガラスを見えるようにする。そして使うときはそのすりガラスと側面ステンレスの肌触りを堪能しながら優雅に持ち上げ、裏返し、画面が見えるようにして、使う。これだ。
書きながら正解と思える使い方を洞察できた。しかし僕はそんな使い方はしたくない。画面を上にして置きたいのだ。置きながら使いたいのだ。ていうか普通そうだろう。やっぱりカメラを出っ張らせる設計はおかしいよ。
今日、家電量販店でPixel 8aを見てみた。これ、ええやん……。
カメラのある部分はバー的に出っ張ってるけど、肝心のレンズだけがボコっと出ているわけではないので多分テーブルに置いても大丈夫そうだ。
カメラも割れたし、バッテリーも劣化してきたし、次はPixel 8aにしようかな。おわり。