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おすすめ記事:型製作

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真空成形用の樹脂型の製作を行っています。樹脂型には試作型(ケミカルウッド型、木型)から量産型まで、金型に比べて短納期・低コストで製造が可能というメリットがあります。
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#成形型

【更新型】成形型(プレス型)を計画的にリニューアルするために。型製造メーカーが解説

【樹脂型を補修/修理する、更新型を作成する、どちらがおすすめ?】成形に使われる成形型(プレス型)は、成形でショット数を重ねると、日々のメンテナンスだけでは対応できない型の老朽化の問題があります。安定して量産を行うには、成形型(プレス型)が寿命を迎える前に見直しが必要です。真空成形品の精度と品質を長期的に保ち、型の不具合による成形不良をださないために、補修や修理によって型寿命の延命を行うより、あらかじめ計画的に更新型を製作することをおすすめいたします。 今回はマスター型から型

【プレス型で曲げ加工】成形型メーカーの製造工程からみる型精度のノウハウとは。

【プレス型による曲げ加工とは】加工材に圧力を加えることにより材料を型の形状に加工する成形方法の一つです。 プレス加工で最も多い形状が、曲げ製品ではないでしょうか。下型に材料に上型(パンチ)を押し当てて成形する構造で、このような曲げ方は自由曲げと呼ばれます。自由曲げのときには下型は形状を加工したい形状にし、その間で材料を押さえることで形状を作るため、突き曲げと呼ばれます。 このプレス型の材料に合板を使うメリットは、 なるべくコストを抑える 古くなった型をリニューアルで

【治具でトリミング加工】成形品の外周トリムならNC加工治具がおすすめです。

【真空成形とは?トリミング加工って何?】真空成形とは 真空成形はブロー成形や圧空成形にならんで軟化させた熱可塑性のプラスチックシートを成形型に密着させて成形する加工方法になります。 射出成型に比べて成形型の型費が安い オス引き(オス型・凸型)メス引き(メス型凹型)の片方の成形型を使用するので、成形型作成の納期が短い 小型から大型まで、深さのある形状加工が可能で試作から量産まで適している といったメリットがあるので、PMMA(アクリル)やABSなどの樹脂成形業界でよ

【アルミ型(金型)】型製作会社が教えるメリット。

アルミ型(金型)アルミ型のメリットとは何か。 アルミ型(金型)のメリットには、 熱伝導率が高く、熱放散が速い アルミニウムは柔らかく、素早く機械加工できる 滑らかな表面により、プラスチック部品の成形に適している といったことが挙げられます。 こちらはスーザフォン成形時に使用する、アルミ型(金型)です。依頼されていた型の修理が完了しました。 スーザフォンの製造工程で、実際の使用例をご紹介しています。