新1年生の姪に絵本を贈った話
私は絵本の「となりのせきのますだくん」シリーズが、子供の頃から大好きです。
ご存知の方も多いと思います、「ますだくんシリーズ」。ざっくりとあらすじを。
自分の意思をはっきり元気に伝えられるますだくんと、苦手なことが多くついモジモジしてしまうみほちゃん。2人は入学早々となりの席になるけれど、みほちゃんはますだくんがアレコレ言ってきたり、時にいじわるされて怪獣のように見えてしまうけれど…
どのシリーズも最後はほっこりした気持ちになる、小学校低学年のリアルな物語です。読むたびに小学生時代を思い出し、懐かしい気持ちになります。
私は完全にみほちゃんサイドの引っ込み思案タイプの人間なので、気持ちがよく分かります。ますだくんを見ているともっと優しく言って~!なんて思いながらハラハラしながら当時は読んでいました(笑)
優しくてコミカルな表情、人物も背景も太いペンで描いた線伸び伸びした線、学校中隅々まで書かれた背景に思わずじっくり見いってしまいます。台詞も全て手書きの文字で書かれており、失敗したら全部書き直しだよね…先生すごっ!なんて余計なことまで考えてしまうくらいほんと好き(笑)
話は変わり、私には今年の春に小学生になったばかりのかわいい姪がいます。お洒落さんでカメラを向けると得意のかわいい決めポーズをしたり、大人にも「大丈夫?」なんて気を回したりできる優しい子なのです。(私がおっちょこなだけかもですが…)
自分の息子が産まれる前に姪が産まれ、赤ちゃんってこんなかんじなんだ!!と緊張しながらも抱っこさせて頂いたことは忘れられません。子供に対する憧れを更に深めさせてくれた、思い出深い子なんです…かわいいよ姪ちゃん🙏💕
そんな姪がもう小学生なのか…と時の流れにビックリ。子供の成長って本当にはやくて、会うたびに「あれもできるの?これもできるの!?」なんて感動するので、浦島太郎おばさんになっちゃう(笑)
そんな姪に、先程の私のバイブル「となりのせきのますだくん」シリーズの「ますだくんの一年生日記」を入園直前にプレゼントしました!
プレゼントしたはいいものの、現役1年生に響くのか正直どきどき…。さっき発行日を見たら1996年ですって。26年前の小学校の様子なので、机や椅子のデザインも違いますし、所々古く感じてしまうかしら…?おばちゃんの好きの押し付けになってしまってないだろうか、という不安がちょいちょいよぎりました。
そして先日、親戚一同集まる会があり、久しぶりにその子のお母さんと会うことができました。(コロナの関係で、今回は姪ちゃんはお留守番でした)
そしたら会って早々送った絵本の話題になり、なんと…
「あの絵本のお陰でね、娘がクラスの人気者になったんだよ!」
と言っており…ど、どういうこと…!?!?(笑)
詳しく聞いてみると、入学後、授業で図書室に行き好きな本を読む時間になったそうで、姪がこの本おもしろいよ!とみんなにオススメしたら、ますだくんの本がしばらくブームになったそう。
な、なななんていう、ますだくんアナザーストーリーですかこれ~~~😭✨
さっそく学校生活enjoyできてよかったねー!!姪ちゃあああん
約30年前の絵本を、現役小学生たちに楽しんでもらえるものを産み出した作者の武田美穂さんはすごすぎる…。改めて尊敬しちゃう…!!自分が子供の頃好きになったものを、次世代の子供たちへ引き継ぐことができて私もうれしい…(泣)
そしてまた次の春に、新たに小学生になる別の姪がいるので、またAmazonで同じ絵本をこしらえてこようと思います❤️夫には、そんな同じように喜んでくれるとは限らないよ~なんて釘をさされましたが、いいんです!私が贈りたいから贈るんだい!!(成功体験をしたから強気)
…とか言いつつ、かわいい鉛筆とか添えとこうかな、なんて考えも浮かんだり(笑)でもなにより、楽しく健康に、激しいいじめとかにも巻き込まれないで学校へ通って色々な経験ができるといいなぁ…。遠くから応援しているよ~!!
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