![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74296233/rectangle_large_type_2_1671abfc76a01c54d3770dff39752561.png?width=1200)
小田原で6月に。「宇宙の旅、セミが鳴いて」。
かわいらしいタッチのチラシがとどいた。
地上の環境がひどいことになった。だから宇宙に出てなんとか突破口をひらこう。
と出かけていく若者たちのはなし。いま、ロシアの軍によって、原発が攻撃される。電源が切られたり、また再開したり、…考えられない誰もが困る暴挙が行われている。そういうことは、たいてい軍が行う。人類はもっとましな、賢いものだと思っていた、とだれもが考えるようなそういうことで、きっとこの世界の破滅は来るのだろう。でもそれも、私たちの知性のすぐそばにある、私たちの一部なのだ。
そんなことをあきらめたくはない。だけど、あきらめよと迫る現実は来る。この作品は、そんな時間をじわりじわりと描くことになっている。十年以上は前に書いたものなのに、状況はその当時よりリアルになってきている。
人は、どこまでいくのか。どこまで?
考えるためにも、みてもらいたいのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?