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3人の建築家の設計でリユースされた素晴らしいホテル。HOTELLI aalto

口コミランキング4.89の宿。「HOTELLI aalto」は、築40年の山荘を益子義弘氏、河合俊和氏、大竹慎太郎氏の3人の建築家が設計を担当しリユースしたホテルです。福島、山形、新潟の3県にまたがる磐梯朝日国立公園、磐梯山の北側、裏磐梯・大府平。五色沼の近くにあります。

「アアルト」は「波」、「ホテリ」はフィンランド語で「ホテル」の意。建築秘話などはこちらに掲載されています。

個人的に益子さんの住宅建築のファンなので2017年の秋にも訪れましたが、今回別館が新設されたと聞いて再訪してきました。

猪苗代駅に到着すると送迎の方が出迎えてくれます。車に揺られること20分。ホテルに到着。今年は暖冬らしく日陰に少しの積雪が確認できるくらい。寒がりなのでホッとしましたが温泉からの雪景色を期待していたので残念。

玄関を入ってすぐのラウンジからすでに居心地の良さが伝わってきます。全体的に家具は、アアルトや北欧テイストなのも大好きなポイント。直接照明と間接照明の使い方も居心地の良さを誘います。

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今回新設された別館にも新しい大浴場ができていました。男女入れ替え制とのこと。お風呂の手前には、暖炉を囲んだ小ラウンジのスペース。今回は別館の利用者がいないせいか暖炉は使われていませんでした。別館のお風呂は、池に面していて景色を味わいながらぬるめに設定されたお湯にゆっくりと浸かる贅沢。お湯は、もちろん源泉かけながし。

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別館にもラウンジがあり入り口すぐのラウンジともにドリンクはすべて無料。別館はスパークリングワイン、コーヒー、紅茶が用意されていました。本館のラウンジは、ほかに地元の日本酒や赤、白のワインも飲み放題です。
また本館お風呂を出たスペースには、牛乳、コーヒー牛乳、飲むヨーグルト、地元のサイダー、ミネラルウォーターが置かれていてこちらもフリーで提供しています。

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アメニティは、女性目線で揃えられておりとてもテンションがあがります。オープン当初、支配人自ら全国の評判のホテルや宿に宿泊して良いと感じたサービスを取り入れていると話してくれました。

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夜の食事は、フレンチですが地元食材をいかしたメニュー。この日は、敷地内に芽吹いたフキノトウ!が添えられていました。山ももう春かと勘違いするほどの暖冬とは?!

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食事中の飲み物もフリードリンクなので、コスパの良さを実感します!

今回の部屋は、ベットスペースとリビングスペースがセパレートされたタイプ。ミニキッチンもあって使い勝手抜群です。

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館内の出入り口のイラストも可愛い。

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壁に飾られたさりげないイラストも可愛く全てのイラストが設計を担当された益子さんの絵です。

ラウンジからダイニングへ、本館から別館へ移動する扉は、一瞬外空間に出ます。暖かい内と外気にさらされた空間を微妙に行き来するのも遊び心がありますよね。

廊下の照明、のれんまでも北欧テイストで統一されています。統一された世界観の居心地よさは、本当に言葉にできないほどです。

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翌朝、目が覚めると雪が積もっていました。
朝食ももちろん地元の食材をふんだんに使用したビュッフェスタイル。

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チェックアウトはのんびり12時なので、朝食をとったあとは散策タイム。静かに池に降り注ぐ雪がとても幻想的でした。

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今回も大満足の一夜。次回は新緑の季節に行きたいです。
混むと嫌なのであまりご紹介したくないのですが、素晴らしいホテルです。

HOTELLI aalto
https://hotelliaalto.com/

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