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ダイバーシティとは一体…


5歳の息子は
その年頃の子の御多分に洩れず
仮面ライダーが大好きだ。

現行で放送されているのは
「仮面ライダーギーツ」という
白いキツネがモチーフでその他に複数人のライダー達が登場し各人に対してもなかなか尖った設定が散りばめられた番組。

息子は日常、その仮面ライダーギーツになりきり
とにかく暇さえあれば
私には全く見えない敵と闘っている。
そしてどうやら勝っている。
この場を借りて言いたい。ごくろうさまです。


そして仮面ライダーギーツに出てくる
様々な技や武器や人物の話を
1ミクロンも仮面ライダーギーツを知らない私に楽しそうに話してくれる。

「その時、仮面ライダーケイロウが〜」

「でも仮面ライダーケイロウはね〜」

(ケイロウ⁉️変わった名前だなぁ…)
そう思いながら話を聞くこと数ヶ月。

ついぞ日曜朝9時に家事の手を止めて息子と一緒に観た「仮面ライダーギーツ」に登場したのは

思いっきりおじいちゃんのライダー。

‼️ハッ‼️

ケイロウって敬老⁉️

仮面ライダーケイロウは、そう!
おじいちゃんライダーだったのだ!

こんなところにもダイバーシティ。

しかもこの仮面ライダーケイロウ、結構動ける!
なんならわたしより機敏。
ジャンプ力は脅威の2.6mだし
100mは12秒台で走る
高スペックおじいちゃん!

でもさ
おじいちゃん…戦わせなくてよくない?
おじいちゃんには定年後ゆっくりしてほしくない?

おじいちゃんを仮面ライダーケイロウとして配役することに、一体どんな意図があるのだろうか?しばし考えた。

年配者が活躍する姿を見せるため?
年配者に敬意を?
人生百年時代、定年過ぎても身体が動くうちは働けというメッセージ?


え?要る?
この仮面ライダー枠にダイバーシティ要る?

わからない
若輩者のワタシには製作陣の意図が正確に読み取れない…

ワタシのアタマはまだまだ常識に囚われ
カタブツらしいことは自覚できた。

が、もっかい言わせて。

え、要る?
仮面ライダーに御老人枠、必要?

日曜の朝に投げかけられたダイバーシティに

「多様性ってこういうことだっけ?」
と以降ずっと考えさせられている。
そうこうしているうちに一月が終わる…

皆さま本日もお疲れっしたーーー!

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