「愛されたい」とは「ステーキ食べたい」みたいなもん。
時々、ひどく寂しくなる。人恋しい気持ちになる。
そんなときのわたしは気持ち悪い。
胸の奥にしまっているはずの愛情飢餓感が騒ぎ出して隠し切れなくなって、駄々漏らしにしてしまう。
そもそもそんなふうに愛情飢餓感を抱えている自分が恥ずかしくて情けなくて仕方ない。遣る瀬無い。
今まではそういう部分を自分から切り離して「愛情飢餓モンスター」と名付けて、どこか他人事みたいに気持ち悪がっていた。自分の中の別人格みたいに思っていた。ずっと、他人の愚かしい言動をただ傍観し