見出し画像

失念、やっぱり自分で自分を作ろう

 今回の彼氏との出会い、共に過ごした時間、別れを振り返っていると「28にもなって…」とため息が出る。

 28歳にもなって人を見る目もないのか、付き合うのに適していない男性ばかり選ぶ、どうやら私との相性ではなく恋愛対象としておかしいらしい、それがこの数年で何度も同じ失敗を繰り返している。

 なんで…


 たったの2ヶ月なのにすでに半分はお互いに違和感を抱いていた。

私:別れよう。一緒にいても〇〇はいつも1人で楽しんでいるような気がする。最近私が会う予定提案してもごめんって謝るだけでリスケされないし、もう気持ちはないんやと思った。

彼:そっか…こんなこと言わせてごめん。

 結局また謝られた。何に謝ってるのか。たぶん私の傷ついた心に対してではなく、これ以上自分が悪者にならないようにただ言葉を発してる。

私:この関係性、友達と変わらないと思うんだけど。私と友達って何か違いある?〇〇の話し方とか態度とか。

彼:…

 あまりにも無言が長くて、なんで簡単に一言も答えられないんだろうと思った。
 違うよ、同じだよ、とりあえずそう答えればいいのに。

私:付き合う前と今で私の印象変わった?

彼:…

 また無言。とりあえず2、3分ぐらいぼーっと待っていた。

彼:まず1つ目の答えやけど、何も変わらん。僕は人によって態度変えないし、彼女と友達で特別何かを分けようとは思わない。で、2つ目の答えやけど、、、

 待った待った。私面接でもしとるんか。答え方が理系すぎる。ここで少し呆れ笑いしそうになった。そんなかしこまった聞き方になってしまったのなら私の悪い癖が出たのかも。それでもなんで彼はすぐに答えられないのか分からなかった。

彼:で、2つ目の答えやけど、クリスマスに結婚の話をされたときから変わったかな。僕にとって結婚というものは遠いところにあった。らてに「これからは結婚を前提に付き合いたい」と言われたことで、結婚というものがものすごく近くまで来た。それかららてのことをよく見て、本当に好きかどうか分からなくなった。

 ああ。やっぱり言わなきゃよかったのか。男性に結婚の話を持ち出すとプレッシャーがかかるとたまに聞く。まだ付き合って1ヶ月でその言葉は言わなきゃよかったのか。
 ただ、私は彼と出会って素敵だと思ったから結婚したいと思うようになった訳じゃない。マッチングアプリをしていたときから、結婚を前提に付き合う男性を見つけたかった。「『ただ今を楽しく過ごすのではなくいつか結婚する関係性を築いていく』そんな相手を見つけたい」という気持ちを伝えたかった。
 伝えるタイミングを間違えたのか。付き合う前に、むしろ恋愛感情を持つ前に伝えるべきだったんだな。付き合ってからじゃプレッシャーを与えるだけなんだな… 彼の2つ目の答えをぼんやり聞きながら後悔した。

 それだけではなく、彼はその後「あと僕は休日はアクティブに過ごしたい。この前丸一日遊ぶ日にらてが疲れている様子が見えた。行きたいところがたくさんあったのに行けなかったのは相性が合わないのかなと思った。」などとぽつぽつ話し始めた。

 そんなこと、付き合う前に聞けばいいのに。
 これはお互いが後悔すべきこと。結婚うんぬんの前に、理想の付き合い方が合っていないんだ。一時の楽しさの共通点が合うから好き→付き合うとなったのかもしれない。これ、1年前の彼氏でも後悔して学んだよね。本当に、私って、馬鹿だなあ。

 見知らぬミシルさんからは「しない、ということをできるようになるべき」というアドバイスをもらった。これはミシルさんのXやラジオで何度も脳に刻んでいる言葉なのに、つい、してしまっていた。

 元日に彼がインフルエンザになったとLINEが来た。あけおめという言葉と一緒に来た。なんて不謹慎なんだと私は呆れた。何より年末年始地元の友達と毎日のように遊んでいるから体調を崩しやすいんでしょ、そんなの当たり前じゃん、と呆れた。

私:あけおめ!そうなんや、でもさすがに可哀想とは思えないわ💦

彼:可哀想と思ってほしくて言ったんじゃないんやけど。なんなん?

 元日早々嫌な空気になった。こんなきつい言葉を向けられたのは初めてだったと思う。怖くなった。…てかお前の自業自得なのになんで機嫌悪くなるの?

私:しんどい体調考えずに言ってごめん。とりあえずお大事にね。

 私は何も悪いとは思っていないけどとりあえず謝った。その数時間後私の地元を大地震が襲い、「地震あったよね、大丈夫?」とさっきの空気はなかったかのようにLINEが来た。私は強い揺れが恐怖で仕方なかったから身近な人からの心遣いは嬉しくない訳ではなかったが、未読無視の後のLINEはもやもやした。
 どうせもう好きではないんでしょ。数日後一緒に温泉行くこと決まってるのに体を大事にしないなんてどうかしてる。余震に怯えながらもそんな反発心がよぎった。



以上、下書きに入っていたけど公開していなかったnoteです。
元彼と別れたのが1月末だから2月前半くらいに書いた文章だと思われる。
あくまで当時の私の見解。
つづきを書く気はしないのでここでやめとく。
そんなのもおもしろいかなと。
読んでくれてありがとう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?