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スローライフ  芒種~初候    『蟷螂生ず(かまきりしょうず)』かまきりのこどものかわいいこと、かわいいこと…



芒種


稲や麦など穂の出る植物の種をまく頃のことをさします。
いよいよ田んぼでは田植えが始まります。
穂の先の針のような突起を芒(のぎ)といいます。


田植えがすんだ田んぼ


初候『蟷螂生ず』

かまきりしょうず (新暦では6月5日~6月9日ごろ)

かまきり


先週から草原でカマキリを見るようになりました。
先週見たカマキリは、それはそれは小さくて、私の指ではつかまえられません。
保育園の2歳になる子はかわいらしい指で追っかけ、つかまえました。
バッタもいましたよ。カマキリと同じくらいにちっちゃいちっちゃいバッタです。

1週間もすれば、こんなに大きくなっていくんですね。
田んぼの稲が伸びる頃には、バッタも大きくなって、大事な稲を食い荒らされないように害虫を食べるため大活躍するのかな?

大きくなったカマキリを捕まえるにはちょっと勇気がいるけれど、こんな可愛らしいおチビちゃんカマキリは小さい子ども達もみんな大丈夫。


バッタとカマキリ


田植え


田植えがすんだばかりの田んぼ


昨日の朝、外を見ると苗が運ばれています。
いよいよ田植えなんだな。
やはり、ちょうど『芒種』の始まりの時期、いいお米がたくさん実りますようにとお祈りしながら、私はお仕事に出かけました。

今日の田植えの作業は、半分が終わり、残りは明日のようです。
雨が降り続く梅雨の時期に入る前に田植えを終わらせるのでしょう。
うちの実家は農家ではないので、米つくりのことはよくわかりません。
だけど、毎日見るこの田んぼの風景とともに、一部始終をよ~く観察して学んでそして、心動かされています。



旬の果物  晩柑(ばんかん)



晩柑

暑くなる時期においしい柑橘類の一つに『晩柑』があります。
酸っぱすぎず、さわやかな美味しさです。冷蔵庫で冷たくして食べると、この時期の疲れも吹き飛びそうです。


晩柑

晩柑の皮は厚くて驚かれることでしょう。
白くてふわふわしています。
きっと大事なミカン、ジューシーなおいしさのこのみかんを一滴たりともこぼさないようフワフワのお布団を着せて、あなたのもとへ届けてくれるのかもしれません。



旬の野菜  トマト


トマト

私はトマトが大好きです。
だって、この赤さがアンチエイジングに効果的だということを本で読んだことがあるから。
だから私は、トマトもにんじんも喜んでいただきます。
それから、『クコの実』は不老不死のスーパーフードと言われています。
それで、赤いクコの実を味噌汁に入れて5粒くらい毎日食べています。

初夏のトマトは味が濃く、甘さもあっておいしいですね。
小学生の子ども達は、学校でミニトマトを栽培しています。
子ども達にとっても身近な野菜となっています。
トマトはいろんな料理に使えますね。
たくさん食べましょう。

おやつにミニトマトゼリーもおいしいですよ。
思わず「あっ!」っと言いたくなるちょっといがいなおいしさがあります。
お試しください。



旬の花  南天


南天の花


すず@やっぱり子どもって素敵  Xより
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6月6日
保育園の早番で庭掃きをしていると、白くて小さい花びらがいっぱい落ちています。見上げると南天の花です。花びらがちらちら。「雪だ」と言って「♪ゆきやこんこ、あられやこんこ」と歌うと、2歳の子が手をさし出して「つめたい」と二人で大笑い。花を揺らすとまたちらちら。「つめたいね」て大笑い



季節の歌  かたつむり


でんでんむしむし かたつむり
おまえのあたまはどこにある
つのだせ やりだせ あたまだせ

でんでんむしむし かたつむり
おまえのめだまはどこにある
つのだせ やりだせ めだまだせ


鳥に出会う  ホトトギス


すず@やっぱり子どもって素敵  Xより

4月28日
森で木の精たちのおまつりがあるって聞いたので、夕方、お山に行ってみました。 そうしたら小鳥たちが「あぁ、遅かったね、もう終わったんだよ」って。シジュウカラとウグイスと、そしてホトトギス。今年初めて歌声を披露したホトトギスは姿も見せてくれました。「またおいでね」って歌いながら

ホトトギスは別名 『古恋鳥(いにしえこうるとり)』
昔を恋い慕う鳥の意です。
夕方、学童で、子どもが外で遊んだあと、みんな部屋に入ってしまって急に静けさを感じる庭でよく聞きます。
遠くの山の方から聞こえてきます。
なんだか寂しさを感じるホトトギスの鳴き声と『古恋鳥』の名前が妙にかさなるなと思ってしまうこの頃です。


ありがとう


観察ケースの中のカマキリ

昔の人はこの時期にカマキリの子どもが生まれますよと気づかせてくれてくれたんですね。

田植えも始まり、季節が動いていくのを感じます。

心とからだで感じる旧暦がありがたいなと思います。

これから梅雨の季節、また、楽しみを見つけて暮らせるようにしていきたいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。






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