見出し画像

【真実】逆マスク警察が怖いんですけど…

2023年3月13日を境にして「マスク義務」なるものが個人判断に移行されます。

夏場は地獄だったし、これからは付け忘れてもお咎め無しになるのでとても嬉しいのですが、個人的にマスク自体は嫌いではありません。
と言うのも、
わたくしこう見えまして喉が弱い部類なものでコ口ナ禍になる前から割とマスク愛用者でありました。

特に冬の乾燥した会議室に2時間も缶詰になったりすると、まず間違いなく喉がイガイガし出すので、そういう時はマスクを着用して会議に臨んで、そしてその度にこのやり取りをしました。

「風邪ですか?」「予防です」
「風邪ですか?」「予防です」

それ以外にも
「お前さては発言したくないからマスクしてんだな!?」
と言ってきた上司もいたりして、これについては何らかのハラスメントに抵触するだろうと思案していたところアレが起きました。未曽有の感染症です。

気付けばみんながみんなマスクをしていて、「風邪ですか?」と聞いてきた営業の人も、「発言拒否か」と詰め寄ったハラスメント上司もみんなマスクをしていたので笑ってしまった。

2回ほどの冬をそれで過ごし、その間誰にも「風邪ですか?」と聞かれない奇跡のような時を経験したわけですが、いよいよそれも終わりを告げることになりました。


■逆マスク警察

こうなってくると一つ気になるのが、「風邪ですか?」と聞かれる面倒なやり取りが復活することよりも、
「あいつまだマスクなんかしてんのかよ」という感じで批判してくる逆マスク警察の存在。

これには元祖マスク愛用者は戦々恐々としております。


その昔キムタクがHEROというドラマで茶色のダウンを着た時に、世の中に引くほどそのダウンが溢れかえりまして、逆にあれには手を出してはいけないと多くの人が認識したわけですけども、
と同時に、もともと(ドラマで流行るよりより前から)そのダウンを愛用していた人ってすごく可哀そうだな、と思ったわけですけども、まさにそんな感じです。

例えがいまいちですみません。

いずれにせよ我々マスク愛用者は、逆マスク警察の原理主義の餌食になることをそこそこ恐れているわけです。


■フェイスブックの「いいね」

そう思っていたらあることを思い出しました。ちょっと前にフェイスブックが猛烈に流行った時のことです。

友人の投稿の公開設定が「全公開」になっていて、それがまた子供やら嫁さんやら近所やらプライベート情報が満載でして、これ大丈夫かな、と思ったわけです。

で、それを別の友人に
「〇〇の投稿は”いいね”が押しにくい」と述べたわけです。

するとその友人は「?」なリアクションをしまして、それからこう言いました。
「いいねと思ったらいいねを押すんじゃないの?」


なるほど確かにその通りです。
明らかにわたくしは余計ことを考えていました。いいねと思ったからいいねを押す。それ以上も以下もありません。何てシンプルな行動原理。

それなのに”周りの反応”とかいう変なバイアスがかかって、あるべきものをあるべき通りに見なくなっていたという訳です。


これをマスクの話に戻すとですね、マスク警察とか逆マスク警察とか一気に無力化されるんですよね。
必要だと思ったらマスクをする。必要が無ければしない。ただそれだけのこと。

義務化が外れれば違反行為でも迷惑行為でもないですから、誰に何を言われようが思われようがそんなの全く関係ないわけです。

そう考えると、自分以外のことをあれこれ考えるのが馬鹿らしくなってきました。



経験したことのない事態の中にいますから、色んな考えを持つ人が表面化してきて、色んな事が起きますが、結局は自分自身なんですよね。

それを貫抜くことが大切なんだなと、改めてそう思いました。




本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?