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【東北お出かけ】今が旬!「ホッキ飯」を食べに宮城県亘理町へ

 東北暮らしライターのChie.Suzukiです。突然ですがみなさんは「ホッキ貝」という貝をご存知でしょうか?

 本来は「ウバガイ」という二枚貝で、「ホッキ貝」は、主に北海道で呼ばれているそう。日本海側や、茨城県以北の太平洋側の海に生息し、1月~3月辺りが旬なのだとか。(今日、身につけたばかりの、にわか知識です…)

 私が暮らす宮城県内には、「ホッキ飯(めし)」という名物料理があります。それはホッキ貝を使った炊き込みご飯です。主要産地である、亘理町(わたりちょう)という町には、ホッキ飯を食べられるお店が多くあるので、行ってみました。

 亘理町は、宮城県南部の海沿いにあります。その日の天気は晴れ。気温は、3℃。日差しは温かいものの、車から降りると海からの冷たい風が吹いてきました。早く温かいところに行きたい、と、そさくさと店内に入り、「ホッキ飯定食」をオーダーしました。

 数分後、定食が運ばれてきました。

 左下が「ホッキ飯」です。上に乗っているピンク色の具がホッキ貝です。早速いただいてみましょう。
 
 コリコリとした歯ごたえですが、硬くはない。柔らかいけど芯のある食感です。ほどよい塩気があるので、醤油なしで、貝本来の味が味わえます。

 特筆すべきは、貝の下のご飯。お米は、地元亘理町産の「ひとめぼれ」を、同じく地元産ホッキ貝を茹でた出し汁で炊いた醤油味のご飯こそ、食べてもらいたいところです!!地域の美味しいものが詰まってます。地元民でない私ですが、推したい!

 また、ホッキ飯以外の付け合わせも美味しかったです。中でも印象に残ったのがこちら。

 沢庵の上に、海苔とポン酢ジュレを載せたものです。
今まで沢庵を食べる時は単品で食べていたので、こんな食べ方もあったとは…新しい発見でした。相性も良く、家でも真似してみようかな、と思ったりして。新しい食べ方を知るのも、外食の楽しみですね。

 今回は旬の「ホッキ飯」を食べましたが、亘理町に行くなら秋もおすすめです。それは「ハラコ飯」という有名な名物料理があるから。

 鮭を味つけた後、その煮汁で炊き込んだご飯の上に、鮭とたっぷりのイクラが載った、贅沢な一品です。

 上記写真は、亘理町以外の宮城県内のカフェで撮ったものですが、参考までに。

 


 町がこんなご当地マンホールを作ってしまうほど、有名な料理で、過去には「秘密のケンミンショー」で紹介されたこともあります。
行列必至ですが、食べに行く価値ありです!!(個人の感想ですが)

 以上、食レポ的なものでした。