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【東北みやげ・食べ比べ】岩手(三陸)銘菓「かもめの玉子」がパンになった!

 みなさんには、あんこ、とりわけ黄身餡を使ったお菓子が、好きな方はいらっしゃいますか?そして、見た目が可愛かったら言うことなし…
そんな方にぜひ、おすすめしたい岩手銘菓があります。

(写真はミニサイズ。6個入りで、少しだけつまみたい時におすすめ!)

 それは、岩手県沿岸部(三陸海岸)にある、大船渡(おおふなと)市の老舗菓子メーカー「さいとう製菓」「かもめの玉子」という名前のお菓子です。

 その名の通り、卵の形で、たっぷりの黄味餡をカステラが包み、さらに表面はホワイトチョコでコーティングされています。

 約70年の歴史があり、県内外の駅構内、高速道路のサービスエリアなど至る所で販売されています。東北の人(特に岩手県・宮城県の人たち)にとっては、馴染みのお菓子と言えるでしょう。
もしかすると、「東北のお土産で貰ったことがある」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

 ちなみに、私も岩手に行くと、職場へのお土産にすることが多々あります。なぜなら、東北出身者がほとんどなので、昔から馴染んできた味ゆえに、男女・年代問わず喜ばれることが多いのです!

 「かもめの玉子」を食べてみると…まず感じるのが黄味餡。ぎっしりと詰まっています!対するカステラや、ホワイトチョコレートは控えめな脇役といったところでしょうか。
 「和」のイメージの黄味餡を「洋」のイメージのカステラやホワイトチョコレートが、うまく引き立てている印象です。そして、黄味餡の甘さは、日本茶やコーヒー(濃い目のブラック)と相性抜群なので、ちょっと一息入れたいおやつタイムにおすすめです。



 そんな、「かもめの玉子」がこのたび何と!パンになりました!

 「さいとう製菓」さんと同じ岩手県のパンメーカー「シライシパン」(「白石食品工業株式会社」さん)がコラボして誕生したものです。
今年の7月1日に販売開始しました。つい最近ですね。

「かもめの玉子」も「シライシパン」も子どもの頃から馴染みの味で、かつ大好きな私。発売以来、仙台市内の自宅や職場周辺のスーパーやコンビニを探したものの、なかなか出会うことができませんでした。

 ところが、盛岡に行った時に立ち寄ったコンビニで、ようやく巡り合うことができました!見つけた時には嬉しさのあまりに思わず、「あ!かもめの玉子パンだ!」と、つぶやいてしまいました(ソロ旅だったのに…)

(かもめの玉子パン、ホワイトチョココーティングが割れてしまった(泣)

 「かもめの玉子パン」は、お菓子「かもめの玉子」同様、表面にホワイトチョココーティングがなされ、中には黄味餡が入っています。基本が抑えられており、本家本元へのオマージュを感じました。

 違いは、カステラ部分がパンになり、具には黄味餡の他にカスタードも入っているところです。お菓子は具がギュッと詰まり、パンは具がふんわりと包まれている…食感は全く違うのですが、不思議と違和感はありませんでした。黄味餡とカスタードもなかなか相性が良い組み合わせだと感じました。

 「かもめの玉子パン」を早速リピートしようとしているのですが、私の行動範囲ではなかなか見つけられず、お預け状態になっています(泣)もう一度食べてみたい味です。

 ちなみに「かもめの玉子」にはブルーベリー、チョコレート、リンゴなど多くの味があります。コラボ第2弾で「かもめの玉子パンブルーベリー味」などを食べてみたいなと、勝手なことを思っている私でした。


※ここに書かれているのは、すずき・ちえ個人の感想です♪

※参考URL
さいとう製菓株式会社
シライシパン