【写真日記】仙台駅前で癒やしの焚き火体験

画像1 先日、仙台駅の真っ正面でたき火にあたる、という体験をした。初めて知ったとき、東北の中では一番規模が大きな街の駅前でたき火をするというイメージがわかなかった。どのようなイベントなのか興味を惹かれ、取材記事を書かせていただくことにした。
画像2 イベントは、仙台市の「青葉通仙台駅前エリア社会実験MOVEMOVE」の一環として行われている。仙台駅から延びる遊歩道ペデストリアンデッキから青葉通を見ると、たき火の炎が見られ、周りを囲む人たちの姿があった。
画像3 「ちょっと寄ってく?」と書かれた入口の看板前でモジモジしていると……白いTシャツを着たスタッフが「どうぞ~♪」と声をかけてくれた上に、焚き火の輪の中に案内してくれた。
画像4 お!本当にたき火をやっている!火の周りを10名ほどの人たちが囲んでいた。居合わせた人同士で話したり、たき火をじっと見つめていたりと思い思いに過ごしている。初めての人でもスタッフが話しかけてくれるので、スッと場に馴染んでいる様子。
画像5 主催団体「仙台たき火ティー」代表の大石さん(写真左)にお話を伺う。「たき火を通して対話が生まれる空間を創り出したい」という想いにふれる。(写真提供:仙台たき火ティー様)
画像6 そして、取材中にもかかわらず、気がつけばたき火に見入っていた私、いい感じで心が緩む。そのように安心してして対話の場を楽しめるのは、大石さんを初めとする「火守」のスタッフたちの心配りが大きい。たき火に薪をくべる、非常事態に備えたき火の輪の外で見守る。参加者にも気さくに声をかけ、寒そうにしている人がいれば膝掛けを差し出す。
画像7 仙台市もたき火をバックアップ。イベントの音や温度を日々データ化し、安全面に気を配る。
画像8 緩やかで温かく、和やかな空間。みんな笑顔だ。オンラインでのやりとりが増えている中、人と人が顔を合わせてコミュニケーションを取れる場の尊さを感じた。仙台たき火ティーは、10月10日(月)までの開催。時間は19時から21時。(雨天中止)仙台駅に立ち寄られた方はぜひ!