自分の心には犬がいる？イラストのウラ話

今日は私が昨年作ったキャニスターのはなしを。

そこにちょっと困り顔の犬のイラストを描いたのですが、自分の中ではこんなストーリーで作っています。

ちょっと困った顔をしているのは、真面目で、頑張り屋で、意地っ張りなご主人が、こんだけメッセージを送っているのに、聞いてくれないから。

「でも、みんなもっとがんばってるんだよ」
そう、そう思ってしまうことが、本当に頑張り屋さんだからなんだよ。

「でも、ソファでごろごろしてるよ」
そう、体を休めているのに頭の中はまだ忙しくしているよね。

だから、いつまでだって言ってあげる。

君はもう十分だ。
成果が出た時、元気な時、明るい時に、人があったかい言葉をかけてくれるのは当たり前だ。
でも、失敗したとき、成果が出ない時、暗い時。
そんな時でも、僕は君がいてくれるだけで十分だと思っていることを忘れないで。
完璧じゃなくても、愛されていることを忘れないで。

っていう感じで作りました。

むかし、ヨガでは自分の心を犬にたとえると聞きました。
自分のものなのに、自分の思い通りにすることができない心を犬にたとえたのですね。

私の犬は、怒りっぽくてめそめそしていて寂しがり屋のどうしようもない犬。
でも、それは外側の世界に対して。
私の方を向くと、いつだって応援して受け入れてくれる。
そんな風に心には二面性があると思うのです。

でも、私は自分に優しくしてくれる犬を「そんなわけない」「もっとやらなきゃ」「甘えてる」って感じて、素直によしよししてあげることができなかったんです。

なんか恥ずかしくって、作った時はシェアできなかったんです。
けど、キャニスターを買ってくださった方が、使ってくださるのを見て、すごく嬉しかったし、描いてもいいかなと思いました。
私を励ますために生まれてくれたのだけど、そのことが誰かにとっても少し明るくなる事なら嬉しいと思います。

suzuriさんではTシャツ1000円OFFという、夏に最適な企画をされています。

これを機に、わんこくんで新しいデザインも描いたので、よかったら見てください。

ボケット喫茶室の雑貨コーナー ( boketto- ) | Online shopping for original items ∞ SUZURI

それでは、お読みいただきありがとうございました！！