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noteでつながった日常


朝からそわそわする。

なんてったって、お出かけをするから。
目的地はふたつ。

ピクニックバスケットさん。


そして、あやしもさんのお母様の個展。


前々から行こうと思っていたピクニックバスケットさんに行く予定の日に、なんと…あやしもさんにも会える⁉︎

うふふ…と朝から気持ち悪く笑う私を、夫が快く送り出してくれた。
土地勘がない私に、電車の時刻や地図を調べてくれる夫。
夫はnoteが何かを知らない。
見ようともしない。
でも、了解!のひと言で理解してくれる事が、とてもありがたい。

電車に揺られる間、本を読む。
スマホをいじってもいいけれど、最近調子が悪くて直ぐに充電がなくなる。
方向音痴にとって地図アプリを失うことは致命傷だ。
充電を減らさないようにしなければいけない。

持ってきたのは小川糸さんの「真夜中の栗」
文庫本だし、可愛い表紙だし、エッセイだからちょっと読むのにいい。
なんでかわからないけれど、糸さんのエッセイを読んでいると「私にも書けるんじゃない?」とか生意気な気持ちが出てくるのだ。
たぶん、簡単な言葉を選ばれているからだと思う。
こんな風にサラッと書けたらな、といつも思う。


最寄り駅について、テクテク歩く。
昨日も用事で外を歩いたけれど、嘘みたいに晴れて正反対の天気だった。

道のりは簡単で、真っ直ぐいって曲がるだけだった。
サンドイッチ、と書かれたのぼりを見て顔がゆるむ。

のぞくと、すぐに声をかけていただいた。
はじめましてだけど、はじめましてじゃない感じで。
写真ごしで見ていた、ボリューム満点のサンドイッチたち。

少しの間おしゃべりさせてもらった。
るららさんは本当に若いのにしっかりしてるなぁ。希望にあふれた方だった。
お父さんとお母さんも一緒にお店に立たれていて、ほっこりした。
私も頑張らねば!と思わされる。

家族みんなでもぐもぐしました。


そして、お別れしたあと、また来た道をもどって歩く。

次は池袋駅へ。

あやしもさんは、すごく丁寧な道案内の記事を書かれていて、それを踏まえて歩きました。


しかし池袋駅って広くて。
出口までが遠くてびっくりです。
普段が引きこもりだから、ぜーぜーなってしまう。

そして、駅を出てからはきちんと歩いていたのに、少し迷子になる。
とりあえず曲がってみると、結局は着いたから大丈夫。
このとりあえず曲がってみるかって考え方が方向音痴なんだろうな。


はじめてお会いした、あやしもさん。
イメージ通りのお方でした。お着物がお似合いでしたー!!素敵…。
私に優しいお言葉をたくさんかけてくれて、本当に嬉しかった…。
私はあやしもさんのnoteの素晴らしさをひとつも言葉に出来なかった。


お母様も優しくて。
どの作品も、すごく細かくて丁寧だった。
数年かけて作られたものを、こういう風に展示して観にこられる方が沢山いるというのは幸せな事だろうなぁと思った。


私はサイコロの作品をお家へ持ち帰ることにしました。
なんだろう、実家のような懐かしさを感じました。
これからずっと見るたびに今日のことを思い出すに違いない。

すごくかわいい!


最後かもと言われていたけれど、またぜひ開催してほしいです。



なんていうか、お会いしたお二人とも一緒に「家族」がいるっていいなぁと思いました。

私は近くに両親が住んでいないので、憧れちゃうなぁと。
もちろん夫も子どもたちも大好きですが、両親とあんな風な時間を過ごせるのは、本当に豊かだなぁって思ったのです。

お土産に紅茶をいただきました。
すっごく美しい色。

写真では伝わりきらない。


こうしてnoteを通して出会った方と、実際にお会いして思うのは「本当に存在してる!!」っていうことなのです。

私は幸運にも実際にお会いできた方が何人かいらして。
そのどの方も、noteでの印象とかけ離れてなくて不思議。
そして、お子さんがいらして、とかちょっぴりだけ知っているけど、全部は知らない。
でも、もしかしたら友達以上に内面の事とか、悩んだこととか知っているのかもしれない。

そして、そういう人が実際に動いて、話して、存在しているっていう事が、信じられないくらい不思議にも感じてしまうのです。

もしかしたらスーパーですれ違う、あの人もnoteにいるのかもしれない。
そんな風に思うと、生活している中でどの人にもいろんな思いや考えがあるんだなあと気づく。
そしてnote上で会う方にも、日常があって、noteはその方の生活のほんの一部でしかないんだなあと。


私も家に帰れば、子どもたちの宿題の丸付けをして、音読を聞いて、おやつを食べる。学校の話しをちょっと聞いたり。ぐしゃぐしゃのプリントを広げて「もー!」と言う。
きっと、誰かのお家もおんなじだ。


そんな風に同じような日常を、誰かと共有できること。
本当にnoteでのご縁に感謝だなあと思ったのでした。

素敵な場所だったのです。

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